VectorMaster導入事例(2)
桑名電気産業株式会社 様
導入企業プロフィール

1945年10月に桑名電気工業所として三重県桑名市にて創業、1955年法人設立し、桑名電気産業株式会社となる。今回は、プラントの制御盤製作を担当する東京営業所の今井課長にVector Master ProとScan Wave Liteについてお話を伺った。
導入の決め手となったポイント
●PDFデータをCADデータへ容易に変換できる
●海外製品では難しい日本語変換に対応している
●手作業によるミスを軽減できる
●海外製品では難しい日本語変換に対応している
●手作業によるミスを軽減できる
導入検討理由と目的
弊社は工場、プラントの制御盤設計や製作が主な業務となります。制御盤といっても大きなプラントですから、制御盤は複数あります。
元請けからは、電気は電気、設備は設備として発注されますが、電気は設備に付帯してきますので、設備屋さんからCADデータをもらわないといけないのですが、CADデータそのものが送られてくることはありません。設備屋さんにとってCADデータはある意味財産ですから、紙ベースの図面かあるいはPDFファイルとして送られてきます。盤図を作成する際、配線や必要な電気機器に色付けをして、それを職人さん方に渡しています。その作業がいままでは、とても煩雑で、手間がかかっていました。
プラント設立時だけでなく、改装工事の際など、建築会社から「今回はこの部分だけ変更して、あの部分はそのままにしてください」という指示がある。そうなるとしっかりと色分けをしてあげないと後々大きなミスにつながるわけです。
こうした理由から、PDFを簡単にCADデータへ変換できるものを探していたところ、VectorMaster ProとSan Wave Liteを知ったわけです。海外製のものも検討したのですが、日本語の変換部分がうまくいかないため、やめました。
プラント設立時だけでなく、改装工事の際など、建築会社から「今回はこの部分だけ変更して、あの部分はそのままにしてください」という指示がある。そうなるとしっかりと色分けをしてあげないと後々大きなミスにつながるわけです。
こうした理由から、PDFを簡単にCADデータへ変換できるものを探していたところ、VectorMaster ProとSan Wave Liteを知ったわけです。海外製のものも検討したのですが、日本語の変換部分がうまくいかないため、やめました。
導入効果
いままで1時間~2時間かかっていたものが、瞬時にCADデータに変換できますから、作業効率が向上したことはいうまでもありません。配線や機器配置の色分け作業が容易にできますし、注記も付加することができます。さらに間違いがなくなりました。
VectorMaster Proは利用時の認証がインターネットによる認証のため、他のパソコンとの同時使用でなければ同じシリアル番号を使って、他のパソコンにインストールした現場の詰所でもVectorMaster Proを使うことができるのは便利ですね。
VectorMaster Proは利用時の認証がインターネットによる認証のため、他のパソコンとの同時使用でなければ同じシリアル番号を使って、他のパソコンにインストールした現場の詰所でもVectorMaster Proを使うことができるのは便利ですね。
ご要望・今後の展開
ベクトルフォントであるCAD文字の変換は難しいと思っていましたが、MS明朝やMSゴシックなどはPDFでも情報が引き継がれるため、変換効率が向上することを知り、今後は元請けさんにお願いしてみようと考えています。
ただ、コピーを重ねた紙ベースの図面をPDF化した場合、文字がつぶれてしまい、コンピュータが判読できない場合があるので、その部分の認識率向上を行っていただけると助かります。また、すべての機能を習得しているわけではありませんから、時間が合えば、メーカー主催の講習会にも参加したいと思っています。
ただ、コピーを重ねた紙ベースの図面をPDF化した場合、文字がつぶれてしまい、コンピュータが判読できない場合があるので、その部分の認識率向上を行っていただけると助かります。また、すべての機能を習得しているわけではありませんから、時間が合えば、メーカー主催の講習会にも参加したいと思っています。
保守
●計装設備工事・電気設備工事の設計/
施工/保守
●給排水設備工事の施工/保守
●空調設備工事の施工/保守
●太陽光発電設備工事の施工/保守
●太陽光発電事業による売電事業