【CAD初心者】水道工事申請業務 奮闘記
CAD初心者がANDES水匠を導入して、水道工事の申請業務に奮闘する様子を書いた記録です。
2018.11.15

給水管や排水管を自動作図

次に、「給水」と「排水」を一通り描いたので、応用編についての説明を受けた。
ANDES水匠 講講習第2回目その1


「排水」の応用編

① 作図補助線を描く
② ますと器具の配置を行なう(公共ます・器具)
ここまでは、もう手慣れた感じで順調に描けた。
次は、配水管の作図に入る。ここで「自動作図コマンド」という機能を使用してみる。

「排水リボンバー」→「排水管自動作図」を選択して、今まで描いた建物の間取りを囲むようにドラッグして、メッセージに従う。排水自動作図のダイアログボックスが表示され、管の種類であるVU管、接続する配管の形状(今回は、左右両方)を右クリックで選択するとますと排水管が一瞬で配置された。さらに、「管路計算」→「勾配からます深を計算する」をクリックしたら管路計算も実行された。
「え!?これだけなの?」
排水管自動作図の機能を使うといちいち排水管を描かなくてもいい!! これは、申請業務がもの凄く短縮なるのでCAD初心者にとっては、とても嬉しい。
応用編と聞いたので、難しいかと思ったけど、便利な機能で、かなり得した気分になった。

「給水」の応用編

次に、給水の応用編を、今までの復習も兼ねて描いてみる。
① 作図補助線を描く
② 引込み配管
③ 給水管と器具の配置、メーターを取付ける。
ここまでは、順調。給水でも自動作図機能が使用できるので、使ってみることに。
お風呂、洗面・脱衣所・トイレ・台所など、一般の戸建て住宅で使われる器具を配置する。それらをさや管で繋ぐ作業が給水の中の「さや管自動作図」の機能。これも一瞬で描けた。


2階建ての立面図を描く

給水の応用編は、自動作図と、もうひとつは、パイプシャフトコマンドを使用して2階建ての立面図を描くこと。
① さや管を描き、立上がり管を描く
② 2階の平面図に器具を描く(一般的にはトイレ)
③ 経路補正モードにして、さや管に接続
④ フロア間を接続
給水リボンバーからPSを使い、1階の立上がり管と繋げる。パイプシャフトコマンドを使用すれば自動的に、1階と2階を接合可能。
平面図では、立上がり管の確認は、出来ないが、立面図を起こしたときには、垂直に表示がされる。
2階の給水も描けた。

水道工事の申請業務は、絶対に遅らせることの出来ない業務なので、自動機能など便利な機能を使って、確実に早く申請書類を仕上げることは、大きなポイントになると思う。業務の効率化のためにも、早くマスターをしたい。

次回の講習は、実際に申請した書類を使って描いてみる練習を行なう予定。

今日の講習は、これで終了。ここまで、約4時間。前回よりもかなり頑張ってつめて教えてもらった。
初回よりは、CADの操作にも慣れたみたいだ。ただ、カスタマーサポートの人の説明を聞きながら一緒に進めているから、少しは、描ける気分になっているけど、実際に「申請書類をひとりで、描けるのかなぁ」と不安も少し…。次回の講習までには、復習を何度かやっておこう。

(第9回につづく)
PROFILE
鈴木 恵美
水道工事業を営む夫を支えつつ、仕事に家事に忙しい日々を送っている。経理業務でパソコンは、使っているが、水道設備の事は全く分からず、CADは、さわったことがない。 「忙しい社長(夫)に代わって申請業務を行いたい」が当面の目標。趣味は、愛犬のトイプードル「マロン」と遊ぶこと、カフェでのんびりと過ごすこと。
CATEGOIRES

ご質問、ご相談、何でもお気軽にお問い合わせください

カタログ/資料のお申込み、無料訪問デモのお申込みを受け付けています。ご参考までにご覧いただくだけでも構いませんので、是非お気軽にお申し込みください。資料請求では、価格や機能をまとめた詳細資料を最短翌日でお届けいたします。
ANDES水匠 カタログ/資料請求はこちら 
ANDES水匠 無料デモ申し込みはこちら 
お電話での上記お申し込みも受付中!価格や機能についてもお気軽にお問い合わせ下さい!
03-5821-9761
システムズナカシマサポートサイト
全国設備業IT推進会
おすすめ設備工事店
中小企業経営強化税制による税制優遇措置のご案内

TOPへ戻る