2019.03.22
公共下水道と排水工事について
水道工事の申請業務の中で、排水設備工事に関することを調べてみることにした。

公共下水道
家庭から排出される汚水や排水(トイレからの汚水や、台所・お風呂等からの生活排水、また雨水等)や工場からの排水などを地下に埋設されている下水道管に流入させて、衛生的に処理して河川に放流するしくみが公共下水道である。
公共下水道の整備は、地方公共団体が行なっている。
下水道の役割としては、家庭や工場で排出される汚れた水が下水道を使うことにより町に直接流れなくなるので、町が清潔に保たれること。町に雨水が溜まり水浸しにならないよう、素早く排水をすることにより、町を浸水から守ってくれることなどがある。
また、下水処理場に運ばれて、さまざまな処理を行いきれいになった水は、消毒して川や海に戻すので環境を守ることにもつながっている。
下水処理場では、汚水をきれいに処理するだけでなく、下水処理場できれいになった水を再生水として利用したり、下水処理の過程で発生したバイオガスを自動車燃料や都市ガスとして利用したり、下水汚泥からリンを回収して肥料を作ったり等、エネルギー・資源をつくり出すことも行なっている。
公共下水道の整備は、地方公共団体が行なっている。
下水道の役割としては、家庭や工場で排出される汚れた水が下水道を使うことにより町に直接流れなくなるので、町が清潔に保たれること。町に雨水が溜まり水浸しにならないよう、素早く排水をすることにより、町を浸水から守ってくれることなどがある。
また、下水処理場に運ばれて、さまざまな処理を行いきれいになった水は、消毒して川や海に戻すので環境を守ることにもつながっている。
下水処理場では、汚水をきれいに処理するだけでなく、下水処理場できれいになった水を再生水として利用したり、下水処理の過程で発生したバイオガスを自動車燃料や都市ガスとして利用したり、下水汚泥からリンを回収して肥料を作ったり等、エネルギー・資源をつくり出すことも行なっている。
公共下水道の処理方式
公共下水道には、「分流式」と「合流式」の2種類の処理方式がある。
分流式とは、トイレから排出される汚水と、台所・お風呂等から排出される生活排水のみを終末処理場まで送水し、処理する方式である。雨水は、そのまま河川や水路に放流する。
合流式とは、汚水・生活排水・雨水をひとまとめにして終末処理場まで送水し、一括処理する方式となっている。
1970年の下水道法改正以降に整備された公共下水道は、原則として分流式が使われているそうだ。
分流式とは、トイレから排出される汚水と、台所・お風呂等から排出される生活排水のみを終末処理場まで送水し、処理する方式である。雨水は、そのまま河川や水路に放流する。
合流式とは、汚水・生活排水・雨水をひとまとめにして終末処理場まで送水し、一括処理する方式となっている。
1970年の下水道法改正以降に整備された公共下水道は、原則として分流式が使われているそうだ。
公共下水道の普及率
私の住んでいる地域では、公共下水道が整備されているので当たり前のように使っているけれど、全国で、下水道は、どの位普及しているのだろうか?
全国の下水道普及率は78.8%となっている。
(公益社団法人日本下水道協会調べ 平成29年度末のデータ)
下水道普及率とは、下水道利用が出来る人口を総人口で割ったもの。
下水道の普及は、政令指定都市など都市部では高く、地方では低めになっている。
都市部では、整備をされていて山間部などでは公共下水道がまだ整備をされていない地域もあるんだろうと想像もつく。
一番想像しやすいのは、トイレの例かな。
公共下水道が整備をされていない場合は、トイレからの汚水をそのまま流すわけにはいかないので、合併浄化槽という「汚水+生活排水」を処理(浄化)する機能を持った設備を自分の敷地内に設置していたり、汲み取り式と呼ばれる「タンク」に汚水が貯めている方式もある。
山間に出かけてトイレに行った時に見かける簡易水洗トイレは、汲み取り式でもより水洗式に近いしくみらしい。
公共下水道が利用できるようになると、水道事業者(例えば○○市下水道局等)からお知らせが届くので、利用者(水道利用者・所有者等)は、公共下水道に切り替える工事を行なわなければならない。利用者が業者に依頼して行なう工事となっている。(費用は、利用者が負担)
下水道の使用料は水道料金と一緒に請求されている。
公共下水道が整備をされることにより、私たちは、清潔で快適な生活を送ることが出来たり、大雨が降っても速やかに排水を行なうので浸水の心配をすることなく過ごせているんだということを改めて再認識したヽ(*^^*)ノ
全国の下水道普及率は78.8%となっている。
(公益社団法人日本下水道協会調べ 平成29年度末のデータ)
下水道普及率とは、下水道利用が出来る人口を総人口で割ったもの。
下水道の普及は、政令指定都市など都市部では高く、地方では低めになっている。
都市部では、整備をされていて山間部などでは公共下水道がまだ整備をされていない地域もあるんだろうと想像もつく。
一番想像しやすいのは、トイレの例かな。
公共下水道が整備をされていない場合は、トイレからの汚水をそのまま流すわけにはいかないので、合併浄化槽という「汚水+生活排水」を処理(浄化)する機能を持った設備を自分の敷地内に設置していたり、汲み取り式と呼ばれる「タンク」に汚水が貯めている方式もある。
山間に出かけてトイレに行った時に見かける簡易水洗トイレは、汲み取り式でもより水洗式に近いしくみらしい。
公共下水道が利用できるようになると、水道事業者(例えば○○市下水道局等)からお知らせが届くので、利用者(水道利用者・所有者等)は、公共下水道に切り替える工事を行なわなければならない。利用者が業者に依頼して行なう工事となっている。(費用は、利用者が負担)
下水道の使用料は水道料金と一緒に請求されている。
公共下水道が整備をされることにより、私たちは、清潔で快適な生活を送ることが出来たり、大雨が降っても速やかに排水を行なうので浸水の心配をすることなく過ごせているんだということを改めて再認識したヽ(*^^*)ノ