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オンラインでPDFデータをJWWファイルに変換する際の注意点

オンラインでPDFデータをJWWファイルに変換する際の注意点
業務において図面作成などを行う業界に対し、大きな革新をもたらしたのがCADの存在です。CAD(Computer Aided Design)は図面作成をPC上で行うためのソフトであり、紙に図面作成が行われていた従来の形と比較して、大幅な効率化を可能としています。そんなCADの中でも特に広く普及しているCADの1つに挙げられるのが、Jw_cadという汎用二次元CADです。

この記事では、PDFファイルをJw_cadで用いられているファイル形式の1つであるJWWファイルに変換するためのさまざまな情報を、詳しくご紹介いたします。

JWWファイルの基礎知識

Jw_cadは、インターネット上でフリーソフトとして無料配布されているCADであり、一般的な二次元環境での作図にしっかりと対応できる高い性能を備えています。建築士が関わって開発されたCADソフトだという点が強みであり、図面作成への対応力と汎用性が非常に高いソフトだと言えるでしょう。そのため、Jw_cadは幅広い業界において用いられており、現代におけるCADの1つのスタンダードとしての立ち位置を確立させています。書店にはJw_cadに関する教本などが数多く並び、YouTubeなどでも使い方を指導する動画が豊富にアップロードされているなど、本体の性能以外にも使いやすい環境が整っているのが特徴です。

ただし、汎用二次元CADと称されるように、二次元環境での作図には適していますが、三次元環境での作図にはあまり適していません。立体的な図面作成が求められる業界においては、あまりJw_cadは主流として用いられていません。そんなJw_cadにおける図面データの拡張子として用いられているファイル形式が、JWWです。Jw_cadの性質上、建設業界や機械設計などで使用される図面データがJWWとして格納されることが多くなっています。

JWWとPDFの関係

Jw_cadを使い、JWWを含むさまざまなファイルを使用していく上で深く関わってくるのが、PDFです。PDFとは、図面や文章などを紙に印刷した際と変わらないレイアウトで保存できるファイル形式であり、データに手を加えることができないことから、高い信頼性を得ています。パソコンやタブレット、スマートフォンなど、どの種類のデバイスで開いてもデータの内容が左右されないため、安定した状態で閲覧できることが特徴です。さらに、PDFはパスワードを設定して保護したり、署名を行ったりなどもできるため、セキュリティ面も強固なファイルとなっています。

そして、PDFはCADにおいては過去の紙図面をスキャンして取り込んだ際などに使用されるファイル形式になります。CADを新たに導入した際などに、スキャナーを介して読み込むことで、PDFデータとして過去の図面を活用していくことが可能です。反対に、JWWで作成した図面データを紙図面などにアウトプットしたい際にも、PDFのファイル形式が使用されることになります。

JWWをPDFにオンラインで変換する方法

JWWからPDFへデータ変換を行う方法にはいくつかの種類がありますが、その中でも手軽に変換を行える方法が、オンラインでの変換です。インターネット上にはCADデータなどの変換を行えるフリーサイトが存在しており、これらのサイトを利用すれば無料で拡張子の変換を行うことができます。

サイトにはいくつかの種類がありますが、いずれのサイトでも変換したいファイルを選択して、変換先の拡張子を選ぶだけで変換を行うことができるため、使い方も非常に簡単です。JWWからPDFへの変換を行う際だけでなく、PDFからJWWへの変換も可能であり、さらにその他の拡張子の変換にも広く対応することが可能です。上述した既存の紙図面を読み込んだPDFデータを、JWWに変換して編集するなどの作業を容易に行っていくことができます。

CADは、そのソフトごとに対応している拡張子が異なるため、他社と共同施工を行う際などに、互換性がない点がネックになりがちです。そんな時には形式の変換を行うことで、フレキシブルに幅広い業務に対応していくことが可能となるでしょう。

JWWをPDFにオンラインで変換する際の注意点

JWWからPDFへのオンライン変換は非常に便利な方法ですが、注意しなければならない点も存在しています。オンラインで利用できる拡張子の変換サイトには、セキュリティ面の保証がありません。そのため、オンラインでの変換時にデータが保護されておらず、変換を行ったデータが外部に漏洩してしまうリスクを考慮しなければなりません。

流出しても問題ないデータであれば、お金をかけることなく素早く変換を行うことができますが、変換するデータがお客様の情報を扱うようなものだった場合には、リスキーな選択肢となります。仮に現場の図面や施工に関する見積もりなどの詳細、お客様の個人情報を含むデータなどが外部に流出してしまうと、お客様に多大な迷惑をかけてしまうことになります。自社の企業としての信頼性も大きく損なわれてしまうため、オンラインでのデータ変換は目的に応じた使い分けの判断が重要だと言えるでしょう。オンラインでの変換に適さないデータを扱う場合の選択肢としては、PC内で操作を完結させられる変換専用ソフトの利用が有効な手段となります。

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PCにインストールして利用できるデータ変換ソフトとしておすすめなのが、弊社がリリースしている「VectorMasterPremium」です。弊社は各種CADの開発を専門に手掛けてきた老舗メーカーであり、CADに関する豊富な知識とノウハウを生かし、対応力の高いCADデータ変換ソフトを作成しました。

VectorMasterPremiumでは、変換したいファイルを選び、変換先の拡張子を選ぶだけで、多種多様な変換を行うことができます。変換の操作自体も非常にシンプルで、時間がかからないため、取引先や現場などでも必要に応じてすぐに変換できます。PC内ですべての操作を完結させることができるため、外部にデータが流出してしまう心配もありません。フレキシブルな対応力とセキュリティ面の高い信頼性を備えているため、安心してさまざまな場面でご利用いただけるでしょう。

CADデータの変換ソフトをご検討中の方は、お気軽にVectorMasterPremiumに関する資料をご請求ください。

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