以前使用していたCADシステムは、既にメーカーからのサポートが終了しており、新しい管種や口径が追加された場合でも、プログラム自体の更新が行われない状態でした。そのため、現場で必要となる最新の仕様に対応できず、非常に不便を感じる場面が多々ありました。
具体的には、管シンボル自体は作成することができたものの、管の詳細な情報を入力する方法が分からず、システム上で正しく反映させることができませんでした。さらに、材料名についても自動的に呼び出す機能が備わっていなかったため、都度、手作業で文字を入力しなければならず、作業効率が大きく低下していました。
配管延長に関しても自動計算の機能が搭載されていなかったため、すべて手計算で行わざるを得ず、時間がかかるだけでなく計算ミスのリスクも高まっていました。このように、旧CADのままでは正確性と効率性の両面で課題が多く、業務を進める上で大きな障害となっていました。
水匠を導入してからは、それまで抱えていた不便さや不安が一気に解消されました。まず大きな安心材料となったのは、サポート体制が非常にしっかりしている点です。操作方法や設定について分からないことがあっても、リモートで迅速に対応してもらえるため、その場で疑問を解決でき、安心して業務を進められるようになりました。サポート担当者の説明も分かりやすく、以前のように自分一人で試行錯誤する時間が大幅に減りました。
操作面においても大きな改善が見られます。特に配管や引き出し線の配置が直感的かつ簡単に行えるため、図面作成にかかる負担が軽減されました。従来であれば複雑で手間のかかっていた作業がスムーズに進められるようになり、作業効率が大幅に向上しています。
さらに便利なのは、平面図にノンスケールで作図した配管を、自動的に異尺度の図面に合わせて原寸へと変換してくれる機能です。これにより、配管詳細図や断面詳細図を一から作成する必要がなくなり、大幅な時間短縮に繋がっています。結果として、作業にかかる工数が減り、他の業務に時間を割けるようになりました。