【CAD初心者】水道工事申請業務 奮闘記
CAD初心者がANDES水匠を導入して、水道工事の申請業務に奮闘する様子を書いた記録です。
2018.11.12

ANDES水匠 第2回目の講習の前に復習

第1回目の講習は、CAD初心者が、ANDES水匠に慣れるための「排水」の基本的な使い方を習った。
第2回目の講習日は、明日。少し日にちが空いてしまったので、操作方法について憶えていないかもと慌てた私は、「入門ガイド」を見ながら前回の復習をやってみた。
ANDES水匠 第2回目の講習の前に


「基本的な排水の描き方」の復習

① 作図補助線を描く
ホームリボンバーの平行作図線を選択して、外壁からの距離を数字で指定して、記入する方向をクリック。
これは、すらすら描けそう。
② ますと器具の配置
まず、起点のますを描いて、それに続けて次のますを配置。
そういえば、排水設備工事で使う「ます」、聞いたことはあるけど、どんな場所で使うのかしら…

ますとは、
汚水や雨をスムーズに家の外流すため設備。
用途に合わせて様々な仕組みが施され、種類も豊富である。90度曲がり桝、トラップ桝、ストレート桝がある。
たとえば、 キッチン排水など臭いの戻り防止や虫侵入のために、U字管を取り付け常に水が溜まるようにして、水の蓋で臭いや虫が上がってこないようにする桝(トラップ)がある。


なるほど、ますってこんな風に使われるものなのね。これは、見たことがある。

ドロップますを配置して、最後に公共ますを配置。
続けて枝管を描き、器具の配置を描いてみる。
「枝管リボンバー」から「枝管」を選択して、管種は、VUを選択。講習の日には、気がつかなかったけど、管種の、VUって決まっているのかしら?VUとVPの違いは、何?
ひとりで描いているとわからないことが出てくる。

VU管とVP管とは、
給水・排水用に広く使われている硬質塩化ビニル管。
長所は、鋳鉄管に比べて腐食が無く、軽いので施工しやすい。
短所は、接着剤で管同士を癒させるため、施工しやすい。
VU管とVP管との大きな違いは、厚さの違い。
VP管は、肉厚で、一般的には、給水管や野外の埋没工事に使用されている。
VU管は、VP管よりも薄く主に排水用途に使用。
排水は、水の圧力がかからないので肉厚の薄いVU管が使用されることが多い。


同じ硬質塩化ビニル管といっても、違いがあるのね。理由がわかると図面を描くときにも理解しやすいわ。
③ 引き出し線を描く
引き出し線は、「一括引き出し線」を使うと一気に描ける。重なった箇所は、微調整をすると出来上がり。経路の種類も「排水情報編集」を使うと描いたあとで変更できるし、水匠は、便利だわ。

CADの操作復習について

水匠を開くのが前回の講習より何日も経ってしまったので、ひとつひとつの操作を思い出すのに少し時間がかかる。
こんなことなら、もう少し早めに、復習をしていれば良かった。
線の描き方や器具の配置については、なんとなく覚えているけど、どうしてここでこの数字なのか、この管種を選ぶのか、講習中は操作で精一杯で、よく理解できていないみたい。

訪問してくれたカスタマーサポートの人から「少しの時間でも良いので日々、コツコツとすることが上達のコツですよ」と言われていたにも関わらず、時間に追われて復習する時間を取らなかったことを反省。
2時間ほど、復習を行い、明日の第2回目の講習に備えることにした。
愛犬のマロンが心配そうな顔をして私を見るので、どうしたのかと思ったら、マロンのお散歩をすっかり忘れていたことに気がついた。
「マロン、ごめんね」…。さぁ、お散歩に行って気分転換をして明日の講習も頑張ろう。
(第6回につづく)

PROFILE
鈴木 恵美
水道工事業を営む夫を支えつつ、仕事に家事に忙しい日々を送っている。経理業務でパソコンは、使っているが、水道設備の事は全く分からず、CADは、さわったことがない。 「忙しい社長(夫)に代わって申請業務を行いたい」が当面の目標。趣味は、愛犬のトイプードル「マロン」と遊ぶこと、カフェでのんびりと過ごすこと。
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