2019.03.27
給排水設備工事の費用について
私は、水道工事業を営む夫を手伝うためにANDES水匠を使ってCADで水道工事の申請書類が描けるようにと練習中。申請業務が少しでもスムーズに出来るようにと水道工事について必要な知識を深めている最中である。今まで知らないことが多すぎたので反省しきりの日々(‐ω‐;;)
今回は、いつもよりは少し視点を変えて、利用者(水道使用者・所有者等)つまりお客様・ユーザーさん側からの視点で水道工事について調べてみようと思う。
給水管引込工事や下水道排水設備工事は、利用者側(水道使用者・所有者等)が水道事業者に申請して工事を行なうことになっている。指定業者に支払う工事費用とは別に、水道事業者に支払う費用も発生してくるので、まとめてみた(水道事業者により金額の違いはある)
大きな費用が掛かるのが、給水工事なら「水道利用加入金」、排水工事なら「下水道受益者負担金」と呼ばれるものである。
給水管引込工事や下水道排水設備工事は、利用者側(水道使用者・所有者等)が水道事業者に申請して工事を行なうことになっている。指定業者に支払う工事費用とは別に、水道事業者に支払う費用も発生してくるので、まとめてみた(水道事業者により金額の違いはある)
大きな費用が掛かるのが、給水工事なら「水道利用加入金」、排水工事なら「下水道受益者負担金」と呼ばれるものである。
水道利用加入金
自治体により、呼び方は変わるが、水道利用加入金や水道施設負担金等の名称。
これは、新しく水道を利用する際に水道工事を申し込む時や、水道メーターの口径を大きくしたり等の工事等を申し込む時に発生する。
金額は、給水管の口径に応じて金額が決まっている。。
例えば・・・
口径13ミリメーターの場合、1給水装置につき加入金は○○○円
口径20ミリメーターの場合、1給水装置加入金○○○円 という風に決まっている
水道利用加入金とは、現在の水道利用者間との負担の公平と水道料金の高額化の抑制を図るために
新しく水道を利用する場合には、水道施設の整備に必要な費用の一部を負担金として負担することになっているというもの。
これは、新しく水道を利用する際に水道工事を申し込む時や、水道メーターの口径を大きくしたり等の工事等を申し込む時に発生する。
金額は、給水管の口径に応じて金額が決まっている。。
例えば・・・
口径13ミリメーターの場合、1給水装置につき加入金は○○○円
口径20ミリメーターの場合、1給水装置加入金○○○円 という風に決まっている
水道利用加入金とは、現在の水道利用者間との負担の公平と水道料金の高額化の抑制を図るために
新しく水道を利用する場合には、水道施設の整備に必要な費用の一部を負担金として負担することになっているというもの。
下水道受益者負担金
下水道受益者負担金は、下水道への接続が可能となる区域になると納めなければならない。
これは、下水道が整備されると生活環境が改善され、その土地の利用価値は増大するが、この利益を受ける、ことができる人は、下水道が整備された区域の利用者に限られる。下水道が整備されていない区域に対して不公平になることから費用の一部を負担することになっているというもの。
注意をすることは、下水道受益者負担金は、給水工事とは違い、下水道が整備される区域内にあるすべての土地が対象となることである。
下水道受益者負担金の算出方法は、土地の面積で決まる。
例えば・・・
土地1平方メートル当たり○○円という風に決められている市町村が多い。
土地1平方メートル×土地の面積=負担金額
これは、下水道が整備されると生活環境が改善され、その土地の利用価値は増大するが、この利益を受ける、ことができる人は、下水道が整備された区域の利用者に限られる。下水道が整備されていない区域に対して不公平になることから費用の一部を負担することになっているというもの。
注意をすることは、下水道受益者負担金は、給水工事とは違い、下水道が整備される区域内にあるすべての土地が対象となることである。
下水道受益者負担金の算出方法は、土地の面積で決まる。
例えば・・・
土地1平方メートル当たり○○円という風に決められている市町村が多い。
土地1平方メートル×土地の面積=負担金額
その他の手数料
その他の手数料としては・・・
給水工事の申込書類の審査手数料と工事完成後の検査手数料として設計審査及び工事検査手数料。
本管の計画断水を実施する場合には、断水工事費手数料。
本管から給水管を分岐する工事(穴を空けるのは水道事業者)として本管分岐工事費が発生する場合もある。
水道工事では、水道業者に支払う工事費用だけでなく加入金、負担金を納める必要がある。支払いが発生するタイミングや金額の算出方法も異なり、また利用者であるお客様の負担する金額も大きくなることがわかった。「水道利用加入金」「下水道受益者負担金」については、CADで図面を描く作業には直接関係ないかもしれないけど、おさえておきたいと思った。
給水工事の申込書類の審査手数料と工事完成後の検査手数料として設計審査及び工事検査手数料。
本管の計画断水を実施する場合には、断水工事費手数料。
本管から給水管を分岐する工事(穴を空けるのは水道事業者)として本管分岐工事費が発生する場合もある。
水道工事では、水道業者に支払う工事費用だけでなく加入金、負担金を納める必要がある。支払いが発生するタイミングや金額の算出方法も異なり、また利用者であるお客様の負担する金額も大きくなることがわかった。「水道利用加入金」「下水道受益者負担金」については、CADで図面を描く作業には直接関係ないかもしれないけど、おさえておきたいと思った。