電気CADをお得に導入したい！
導入時に使えるIT導入補助金とは

電気工事の図面・書類作成に電気CADを活用したい場合、コストが発生するために購入や導入を迷われている事業者様がいらっしゃるのではないでしょうか。必要性の高さと比例してコストがかかりがちな電気CADですが、電気CADの導入をサポートしてくれる補助金制度があります。それは「IT導入補助金」と呼ばれる、経済産業省によって発足された中・小企業向けの支援取り組みです。

そこで今回はIT導入補助金の制度内容や種別、申請方法に至るまでを詳しくご紹介させていただきます。電気CADの導入に発生する経費も補助対象になるため、ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

IT導入補助金という補助金制度は、中・小規模事業者等の事業ニーズに合った製品やシステム（総称ITツール）を導入する際に必要となる経費の一部を補助する制度です。この制度により、事業者の業務効率化や経費の削減、そして生産性UPを図るという効果が期待されています。また、2023年には企業間の取引で必要となる適格請求書発行によって、適正な経理・課税処理が行われることを目的に開始されるインボイス制度にも対応するため、デジタル化基盤導入枠という申請枠が追加されました。

なお、通常枠とデジタル化基盤導入枠は2重で申請することも可能です。弊社システムズナカシマでは、主に通常枠（A類型・B類型）での申請を対象とした補助金制度活用を支援しておりますので、補助金を利用しながら電気CADシステムなどの製品をご購入いただけます。

中小企業や事業者向けのIT導入補助金における申請の流れについて、順を追ってご説明いたします。補助金を申請する際は、交付規程・公募要領を事前にチェックしておきましょう。

1.　IT導入を支援する事業者と商談を行い、交付申請に関する事業計画を行う。
2.　支援事業者より申請マイページへ招待を受け、そのページに代表者や事業者の基本情報及び、交付申請に必要な書類添付・情報入力を行う。
3.　事業計画値と導入予定のITツールに関する情報を入力する。
4.　申請マイページで最終確認と宣誓を行い、事務局へ提出する。

また、交付申請の流れについての詳細は、以下のページを併せてご確認ください。
IT導入補助金申請手続き：https://www.it-hojo.jp/procedure/

なお、通常枠申請のA型類は30万円〜150万円未満、B型類は150万円〜450万円以下という補助額になっており、それぞれ業務工程数などの条件を満たす必要があります。そのため、事前にホームページで各条件を確認後、補助金申請を行ってください。また、仮に補助金交付が決定する前にITツール製品の発注や支払い、契約を行なった場合は、補助金の対象外と見なされるため注意しましょう。

弊社システムズナカシマは、1983年にプロペラ設計技術を活かして開発した汎用CADシステムの「ANDES」を筆頭に、さまざまな業界で利用できる高性能な製品づくりに注力してまいりました。弊社製品が多くの事業者様に選んでいただける理由は「盤石な経営基盤」のもと「お客様の声をカタチにするオリジナルCAD」で、常にお客様にご満足いただけるサービスのご提供を心がけていることにあります。その中で作られたANDES電匠は、電気設備工事に係る電気設備図などの図面作成業務で活用できる電気工事専用CADです。ANDES電匠は図面作成に限らず、施工証明書など各種申請書類の作成から、積算のための材料の拾い出し作業、お客様向けのプラン図作成などさまざまな場面でご活用いただけます。

また、当システムはMicrosoft Officeの操作性に近づけるような設計を行っており、基本的なパソコン操作を行える方であれば簡単に操作しやすいという利点があります。さらに、多彩な自動機能の搭載により、CADや電気工事図面作成に不慣れな方でも操作可能であるため、業務のスピード化を図る際に最適です。電気工事士不足の現場や、工期が短く作業の迅速化が求められる工事の図面・書類作成時において、大いにご活用いただけます。

●「ANDES電匠」詳細はこちら

消防設備工事の図面作成を中心に、業務効率化を目的として開発された「ANDES電匠for消防」は、消防設備工事に特化した専用CADシステムです。当システムは、主に消防設備工事のアイソメ図や平面図、系統図などの図面作成において活用できます。電気設備CADシステムの「ANDES電匠」や水道設備CADシステム「ANDES水匠」の一部機能も搭載しており、自動火災報知設備やスプリンクラー設備設置で必要となる配線・配管図面作成にもきめ細やかに対応しています。

また、ワンタッチで行える自動算出・集計機能などの便利機能を多数搭載しておりますので、作業時間の大幅な削減が期待できるでしょう。さらに、工事情報管理システム「工事の匠」と連携することで、作図図面を現場でリアルタイムに確認できます。現場で撮影した工事写真なども事務所と共有可能なため、事務所と現場の情報のやり取りを円滑に進めながら、業務の効率化をお手伝いいたします。人手が足りない、無駄な作業を減らしたい、何度も確認する手作業を減らしたいとお考えの事業者様は、ぜひANDES電匠for消防の導入をご検討ください。

●「ANDES電匠for消防」詳細はこちら

ITツールを導入することで、手書き作業や目視での確認作業、特定の技術を有する方しか行えないタスクを減らすことができます。特に電気工事における図面・書類の作成は電気工事に必要不可欠な工程である上に、非常に人員や時間を要する作業です。電気CADの導入は一連の業務に必要な時間を短縮し、業務効率化を進めるための有効な手段といえるでしょう。また、業務効率化を進めることができれば人手不足解消や既存の従業員のモチベーションUPにもつながります。

今回ご紹介させていただいたIT導入補助金を活用することで、お得に電気CADを導入できるため、ぜひこの機会にご検討ください。

弊社製品である「ANDES電匠」「ANDES電匠for消防」の詳細につきましては、お気軽に資料請求をお申し付けください。
●「ANDES電匠」詳細はこちら
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