ANDES電匠コラム
電気設備CAD 「ANDES電匠」のコラムです。
業界に関する役立つ情報をご紹介します。

JWCADで作図したい!
ダウンロード方法から基本的な使い方まで!

JWCADで作図したい!ダウンロード方法から基本的な使い方まで!
電気工事の図面作図に、フリーソフトのJWCADを使用したいという方も多いのではないでしょうか。JWCADは、数あるフリーCADソフトの中でも多面的な機能に携わっており、多くの企業で活用されています。しかし、初めて使用する方にとっては導入方法が分かりにくかったり、多彩過ぎる機能を使いこなせなかったりする場合もあるでしょう。

今回は、JWCADのダウンロード方法から、基本的な使用法についてご紹介します。

まずはJWCADをダウンロードしよう

まずはじめに、JWCADのダウンロード方法についてご説明いたします。
公式ホームページより、以下の手順に沿ってダウンロードを行ってください。

JWCAD公式ホームページ >> https://www.jwcad.net/

【手順1】「ダウンロード」ボタンをクリック。その次に表示される「jwcad.net」をクリックしダウンロードを開始する。(最新のものは上部に表示されています。)

【手順2】 パソコンにダウンロードされたファイルをインストール。インストールボタンをクリックし表示される「使用許諾契約の条項に同意します」にチェックする。(インストールの際に「デバイス変更の許可」を求められた場合には「はい」のボタンを選択すると進められます。)

【手順3】 インストール先設定画面が表示されるので、インストール先の場所を設定し「次へ」をクリック。インストールが開始され、「完了」と表示されるまで待つ。

【手順4】 そのまま使用する場合はインストール完了後にパソコンを再起動する。上記手順で、JWCADのダウンロード及びインストールが完了し、正常にCADを使用できるようになります。

これまでダウンロード方法が分からなかった方も、ぜひお試しください。

用紙サイズ・縮尺の設定

JWCADで図面を作成する際には、用紙サイズと縮尺を設定する必要があります。用紙サイズというのは、仕上がった図面を印字する時に必要なサイズのことです。会社によって異なる場合もありますが一般的には、A0〜A3サイズがよく用いられ、時にはA4サイズで印字されることもあります。取引先や第三者に提示するものは基本的に図面枠内に作図をした状態で印字し、工事に使用するものは、一枚の用紙に図面が収まるよう縮小した上で、大きめサイズの用紙に印字すると良いでしょう。なお、縮尺については会社の規定や用紙に合わせて臨機応変に設定してください。

それでは、用紙サイズと縮尺の設定手順について、具体的にご説明いたします。

【手順1】 JWCADの画面下に「ステータスバー」を表示させる場合は、メニューの「表示」タブをクリックし、「ステータスバー」を左クリックでチェックする。(ステータスバーでの操作がおすすめですが、非表示にする場合はここでチェックを外しておいてください。)

【手順2】 ステータスバー、もしくはプルダウンメニューの「設定」より「用紙サイズ」と「縮尺」の変更ができることを確認する。

【手順3】 ステータスバーでは予め、「A4」(用紙サイズ)や「S=1/100」(縮尺)などと表示されているのでそこを左クリックする。プルダウンメニューでの操作も同様に左クリックする。

【手順4】 用紙サイズや縮尺を選択するダイアログが表示されるので、そこから変更を行う。

以上の操作で、設定や変更が完了します。

線・円の作図方法

図面の作図に必要な線や円の作図手順を解説いたします。

【手順1】 JWCADの画面メニューの「作図」タブをクリックし、作図画面を開く。

【手順2】 画面上に表示されている線や円を左クリック、または右クリックし、マウスポインタで操作していく。

【手順3】 直線を描きたい時は、ツールバーの「/」をクリックしマウスポインタの始点から終点に一直線に移動させる。

【手順4】 円を描く際にはツールバーの 「○」または、メニューバーの「円弧(C)」をクリックし、中心点や半径などを指定しながら描いていく。(マウスポインター操作で円の大きさを調整し、左クリックで決定します。)

【手順5】 曲線を描きたい場合は「曲線」をクリックし、表示されるコントロールパネルの「2次曲線」「ベジェ曲線」「サイン曲線」「スプライン曲線」から選択し操作する。なお、作図中に線が見えづらい場合には、「一般」タグをクリックし表示される「マウスホイール」にて「+」「-」にチェックを入れて拡大・縮小表示させることが可能です。

以上の操作をコマンド実行と言い、このコマンド(システムへの指令)によってさまざまな線を描くことができますので、これらの手順を把握して、線や円の作図をスムーズに行っていきましょう。

図面の保存方法とファイルの開き方

図面が完成したらまず行わなければならないことが、ファイルの保存です。ここで保存をせずに画面を消したりシステムを終了させたりしてしまうと、これまで作図したものがすべてなくなってしまいます。
大切な図面を守るためにも、必ず以下の手順でファイル保存を行ってください。

【手順1】 JWCADの画面メニュー左上の「ファイル」をクリックし、次に「名前を付けて保存」をクリックする。

【手順2】 保存先ドライブを選択し、「新規」をクリックする。

【手順3】 「新規」画面上の「フォルダ」にチェックを入れ、ファイル名を記入したら「OK」をクリック。

これで保存が完了します。また、上記手順で保存したファイルを開く場合は、ツールバーにある「開く」をクリックするとファイルリストが表示されるので、その中から該当のファイルをダブルクリックしてください

電気図面を作成するなら専用CADがおすすめ

JWCADは、電気工事を含むさまざまな業界で取り入れられている便利なフリーソフトです。しかし無料であるが故に、いざトラブルがあった際に十分なサポートが受けられない難点もあります。そこでJWCADに限らず、電気工事専用CADシステムの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

JWCADは、多くの分野に適応できる高い汎用性を持ち合わせているものの、その反面電気工事のような専門的分野に関しての操作性・機能性はさほど高くありません。電気工事に精通した操作性や機能性の不足をカバーできるのが電気工事専用CADです。

弊社が提供している電気設備CADシステム「ANDES電匠」は、フリーCADよりも互換性が高く、電気工事図面のデータ保存やオンライン上での取り扱いもスムーズであるため、ファイルを開く際のトラブルや文字化けなども起こりません。そのため、取引先や他部署とのやり取りも非常にスムーズになるでしょう。また、電気工事への専門性が高いことから、図面の修正や自動作成による編集がスムーズに行えるのも魅力です。さらに、フリーCADソフトで最も懸念される、CAD導入後のサポート面についてもご安心ください。ソフトの使用方法が分からない場合やトラブルがあった際には、現地レクチャーや遠隔操作によるお問い合わせが可能です。

「JWCADだけでは不安」「フリーソフトを導入したものの不便を感じる」という方は、ぜひ電気図面の作成に特化したCADのご利用もご検討ください。「ANDES電匠」の詳しい製品情報を知りたい場合には資料請求をお求めください。
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