engineer
開発東京
2018年度入社

高渕 健太Kenta Takabuchi

プロフィール

01 入社のきっかけ

「AIの話をいただいたことが入社のきっかけです」

私は大学卒業時に大学に残って研究員をしておりまして、自分の研究の続きや学会への論文投稿、学生の面倒を見たりしていました。

当時、就職活動は全くしておらず、大学にもう3〜4年在籍しようかと思っていました。そんな生活を1年弱ほどしていたのですが、岡山の人事の方が「AIをやっている人を探している」ということで、教授を訪ねて来られたんです。

今後の方向性をどちらにしようかと迷っていた時期に、教授の「こういう話が来ているから行ってみたらどうか」というひと言が、入社のきっかけになりました。

02 選んだ理由

「大学での研究成果がそのまま仕事に活かせる環境」

やはり最終的には、人事の方から会社のお話を聞かせていただいたことや、自分がAIを研究していたという点を評価していただいたことが決め手となりました。これまで勉強してきたことがそのまま無駄になることなく、全て仕事に活かせるというのはとても魅力に感じました。

全く違う世界に飛び込むのはチャレンジだと思うのですが、今まで1年間大学に残って学んできたことがそのまま仕事に直結する可能性があるというのは大きかったです。

実際、弊社には、NaFLAというAIをメインで研究しているチームがあります。その取り組みを聞いて、新しいことにチャレンジできる場所が社内にちゃんとあるという点はすごく魅力でした。

ちなみに、AIに興味を持ちはじめたのは中学生ごろ。SF映画の影響が強いです。AIは、人の知能を超えると言われますが、そこにある種憧れのような、「何かすごいことが起こるのではないか?」と思ったのが、好きになったきっかけです。

03 “ワタシ”が伸びた瞬間

「後輩を連れて客先訪問できるなんて1年前は想像できませんでした」

成長したと感じるのは、やはり後輩と一緒にお客様を訪問出来るようになったことです。今のチームは上長と後輩の3人なのですが、私が説明するところを後輩が見ているという状況を1年前は想像もできませんでした。

後輩への指導はまだまだ難しいと感じる部分が多く、これからの課題です。例えば、自分が書いた提案書を説明することは出来ても、技術的な面でいうと常に勉強が必要だと思います。まだ未熟だと感じる部分はありつつも、先輩方の背中を見て真似させていただきながら、それがこれから自分が仕事していく上でのモチベーションになっています。

04 こんな挑戦をしてきました

「1年目は全てがチャレンジの連続でした」

1年目というと、どれもチャレンジかと思うのですが、同じプログラミング言語を使っていても、これまではCADのパッケージのカスタマイズや製品を作るといった経験がなかったので、力になりました。

また、弊社ではビッグサイトや幕張など、お客様がたくさん来る展示会へ1年間に数回出展しているのですが、人が立ち代り入って来る環境下で自社製品を説明するといったことは全く経験がなかったので、勉強になりました。

05 システム開発秘話

「業務効率化・自動化を可能にしたAIシステムの開発」

元々は協力会社である製造業者の企業様から、「目で検品しているのをなんとか自動化したい」というお話をいただいたことがきっかけで、AIを使ったシステムを開発しました。

仕組みとしては、AIの画像認識を使って検品をする機械なのですが、カメラの上にボルトやワッシャーを並べて認識すると、ボルトやナットなどの工具の数を自動で確認することができます。

実用例としては、完成品の数を自動で数えたり、物によっては傷や欠けている部分を認識してエラーでアラートを出したりなど、不良品を自動で感知してくれます。

これによって、全ての工程を人が見なくても、アラートが出た時だけチェックすればいいので、業務の自動化・効率化といったところでご活用いただいています。

06 システム会社らしくないところは?

「我が社は派遣なし、完全受託スタイルがポリシー」

ひとつ特徴だと思うのは、完全に受託でやっているところです。弊社はお客様の会社に派遣されることは基本的にありません。ここは会社としてポリシーを持ってやっているようです。

だからこそ社内の皆さんとの関わりも多くなるし、開発だけではなく営業さんと「今こういう進捗でやっています。打ち合わせの機会を作っていただけませんか?」といったお話も気軽にでき、お互いにいい塩梅で案件を進めていけるのかなと感じています。

社外的なところは、同じソリューション開発部の中でも東京と岡山では業務内容が少し異なっており、岡山はパッケージメイン、東京はカスタマイズや受注システムの開発が多いです。お客様を訪問して話を進める形になりますので、社外の方と会う回数は必然的に多くなります。

カスタマイズ商品を購入いただくお客様はとても優しく、2〜3年付き合っているとフレンドリーな関係になれる方たちが多いです。それこそ、中には十何年使ってくださっているお客様もいます。

先輩方が関係性づくりをしてくださっていたおかげで、私たちが外に出ていきやすくなっているのだと思います。

07 現在挑戦している事業のこと

「ドローンの案件を担当するのが野望です」

これが仕事に繋がればいいなと思っているのですが、入社してからドローンにずっと興味があって、ついこの間、自分で購入しました。

飛ばす練習はもちろん、ドローン関連の開発技術を身につけていくきっかけにしたいと思っています。

私の上長がドローンの案件を何回か担当されているので、繋がりがある企業様のところに連れて行っていただき、自分でもドローンの案件を担当してみたいなというのが今後のチャレンジ含め野望です。

08 5年後の目標

「AIのことなら一手に任せてもらえる開発チームを」

現在、社内でのAI担当が、東京では私と後輩、上長の3人。岡山では5〜6人ほどなのですが、「あのグループに任せておけばいいよ」と言われるような、AIの開発ができるエンジニアになれていたらと思います。

なかなか5年後に「自分のチームを」となると難しいとは思うのですが、リーダーでなくとも、2番目・3番目を目指していきます。まずは、AI技術のスキルアップとチームづくりに取り組んでいけたらと思います。

また、上長からはとても影響を受けており、活動量が人よりも多く、頭の切れる方で、社員全員から一目置かれるような尊敬する存在です。

5年後には、一歩でも距離が縮められたらいいなと思いますし、そのためにはまずはAIのチーム作りを実現させ、さらに3年後、5年後には、新しいことにチャレンジできる体制を自分で作ることが目標です。

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