ANDES電匠コラム
電気設備CAD 「ANDES電匠」のコラムです。
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電気図面の作成にはCADが便利!
そもそもCADってどんなもの?

電気図面の作成にはCADが便利!そもそもCADってどんなもの?
CADシステムやソフトは、電気図面を作成する際に多くの電気工事会社で活用されています。実際にCADを用いて行う図面作成は、従来の手書き作業よりも格段に速く、正確に仕上げることが可能です。電気工事で大いに役立つ便利なCADですが、そもそもCADってどんなもの?と疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、電気図面に欠かせないCADについて詳しくご紹介いたします。電気工事専用CADの利便性についても併せてお伝えいたしますので、ぜひ最後までご覧ください。

CADでできること

従来、電気工事の設計図は手作業で作図されていましたが、これらをコンピューターで行えるように開発されたソフトがCADです。CADシステムの始まりである「CADCAM」が1963年にアメリカで開発されて以降、航空機設計への活用を経て、その他の機械を取り扱うさまざまな業界で普及していきました。CADの登場により、手書き作業が当たり前だった設計・図面作成業務の効率が格段に上がったと言われています。また、CADの主な使用用途は図面やデータ作成を中心に行う設計や書類作成、解析・分析・シミュレーション、機械用データの作成です。

CADでは手作業より均一で正確な図面作成を行えることはもちろん、他にも多数の機能があるため電気工事業や建築業に限らず、幅広い業界で導入されています。ソフトの種類によって機能は異なりますが、図面やデータ作成においては、2D・3D、アニメーションでのデータ作成、部品のチェックを行える機能を搭載しているソフトも開発されています。さらに、解析やシミュレーション機能を用いると、製品にどのぐらいの負荷をかけると壊れてしまうか?などの耐久性を試験することも可能です。

CADデータのファイル形式

CADのデータにはファイル形式が存在するため、データを保存する際は形式にあった方法で保存する必要があります。万一、異なるファイル形式でデータを保存してしまうと、データ自体が破損する可能性もあるため注意が必要です。通常、使用するCADにはソフトごとに最適なファイル形式で保存されるよう設定されているため、普段からファイル形式を意識することは少ないかもしれません。しかし、データ形式の種類や特性を知っておくことで、予期せぬトラブルや新しいソフト利用時でも柔軟に対応できるでしょう。

以下では、CADのデータ形式の種類やそれぞれの特性についてご紹介いたします。

まずは、CAD業界の標準(デファクトスタンダード )と言われている、オートデスク社の代表的なファイル形式であるDWGです。これは、オートデスク社が開発したAutoCADで作成したファイルにおいて、必ず用いられている形式です。
次に、DWGと同様にオートデスク社策定のファイル形式であるDXFがありますが、こちらはAutoCAD以外のCADソフトでも使用されており、本来はAutoCADソフトの新バージョンと旧バージョン間の差を埋めるために開発されました。
また、オートデスク社以外のものとして、フリーソフトとしても配布されているJWCという保存形式がJW_CADで使用するために開発されましたが、他の形式に変換可能であるため汎用性が高い形式として人気があります。
さらに、JWCの互換性を超越したCAD閲覧向け保存形式のSXFという形式もあります。互換性の高さや無償で公開されていることから利用者が多いですが、多くのソフトで問題なく使用できるかどうかという汎用性は未だに確立されていません。

電気図面の作成でも活躍

電気工事では施工図や設計図などの図面作成が必要不可欠であるため、CADは図面作成において大いに活用されています。手書きによる図面作成は、個人によって描き方が異なっていたり個性が表れたりしますが、作成者によって仕上がりの美しさや正確さに差が出る場合もあります。

しかし、CADはコンピューターを利用して設計・作図するため、誰が描いても均一かつ正確な図面を作成できるという点が最大のメリットです。また、手書きの際よりも修正や手直しが容易に行えるので、電気図面における設計や図面作成では欠かせない存在といえるでしょう。さらに、CADは各種データや書類作成においてもその機能を発揮できるため、さまざまな場面で活躍しています。

専用CADなら機器シンボルを標準搭載

電気設計や図面作成では、電気機器や配線の配置を記すために機器シンボル(電気シンボル)を使用します。電気回路図に必ず登場するスイッチやコイルなどの電気部品を表す際に、シンボルの表記は欠かせません。また、機器シンボルには定められた規格があり、現在日本国内においても全て国際規格に沿った電気用図記号が制定されています。

機器シンボルはおよそ1000を超えるとも言われているため、それら全てを一から網羅することは至難の業です。無料CADソフトや汎用CADの場合は、シンボルが登録されていないケースもあるため、そのような場合は別途シンボルをダウンロード後、登録する必要があります。しかし、電気工事専用CADであれば膨大な数のシンボルが予め標準搭載されているので、効率的に作業を進めることができるでしょう。

機器シンボルの登録に不便さを感じたり、専門知識を有する人員確保にお悩みの際は、ぜひ電気工事専用CADを活用してみてください。

電気設備CADシステム「ANDES電匠」

弊社はCADシステムの開発に長く携わってきたノウハウを活かし、電気工事専用CADの開発・研究に力を入れてまいりました。そこで誕生したANDES電匠には、多数の利便性に長けた電気工事設計向け機能を搭載しており、直感的な操作で図面作成が可能です。また、ANDES電匠は用途に合わせて使用できる電気用図記号を標準搭載しておりますので、知識に不安を感じる方でも安心してご活用ください。

実際に、シンボルを搭載していないソフトを使用していたことで大きな工数が発生していた設計・図面作成作業において、専用CADを導入したことにより大幅な時間短縮ができたというお声を多く頂戴しております。特に弊社がご提供するANDES電匠には、実際の電気工事における現場の声を収集し、実務経験者が開発に携わることによって実現した、業務効率化に直結する実用的な機能が多数搭載されています。

マニュアルレスで効率アップに特化した専用CADソフトをお求めの際は、ANDES電匠の導入をご検討ください。
製品の詳細につきましては、お気軽に資料請求をお求めください。
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