ANDES電匠コラム
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電気図面設計のためにCADを導入したい!
買い切り型とサブスクリプションの違いを徹底解説

電気図面設計のためにCADを導入したい!買い切り型とサブスクリプションの違いを徹底解説
電気図面設計を従来のやり方のまま手作業で行うと、時間も人員も必要となり、時には工事の進捗にも影響が出てしまい作業効率が落ちてしまいます。そのため、コンピューターを活用して素早く設計や図面作成を行えるCADの導入を検討している企業も多いのではないでしょうか。しかし、いざ導入するにしても、どのような製品をどのように購入すべきか迷いがちです。
実際に、CADシステムやソフトの利用においては、他の製品と同様に買い切り型やサブスクリプション型といった購入方法があり、それぞれを利用者の用途に沿って選択することができます。

今回は、CADを導入する際に役立つCADの購入方法について、買い切り・サブスクリプション型の2つのビジネスモデルを中心にご紹介します。

CADの種類について

ここからは、電気図面設計に役立てる際に知っておくべきCADの種類について見ていきましょう。CADの種類には大きく分類して4種あり、それぞれに異なる特徴や用途があります。

【2次元、3次元】
まず、CADでいう2次元、3次元とは、別名2Dや3Dとも呼ばれており、 CADにおける図面情報の表し方や機能のことです。2次元は、図面を平面で表すもので従来から使われていました。低価格かつ、従来の設計や図面作成における手書きノウハウがある熟練設計者にとっては勝手がわかりやすいため、現在でも多くの企業で利用されています。一方、3次元は複雑な図面情報を立体で表し、さらに体積や表面積などを算出することにより平面設計よりも認識しやすいことが特徴です。そのため、近年ではわかりやすい図面作成ができることから、3次元CADを積極的に導入する企業が増加しています。また、3次元は視覚的な認識がしやすいため、さまざまな人との情報共有に役立てられています。

【汎用CAD、専用CAD】
汎用CADは、建設・建築業界を中心に多くの業界で取り入れられているCADのことです。多くの業界で取り入れられる理由としては、どの分野にも活用できる高い汎用性をもつこと、そして比較的安価で導入できるという点が挙げられます。一方で専用CADとは、特定の業界や分野のみに特化した専門性の高い機能や部品等が備わっているCADを指します。汎用CADはどの分野にも取り入れやすく便利ですが、専用CADの場合は、より特定分野の知識や情報を豊富に搭載していることが特徴です。そのため、熟練者でなくても、専用CADを活用することで容易かつ正確に作業を進められるという大きなメリットがあります。

買い切り型とサブスクリプション型の違い

CADの導入において、買い切り型またはサブスクリプション型といった購入方法が一般的です。この2通りの購入方法の違いについて、より詳しくご紹介します。

まず、買い切り型はCADシステムやCADソフトといった商品を購入して所有し続けることができるため、一度購入するとその商品は永久的に購入者のものになります。一方で、サブスクリプション型は使用する期間のみ、定額料金を支払い続けることによってその商品を所有・利用する方法です。そのため、料金の支払いをし続けている限りは購入者は商品の利用に加えて、アップデートなどのサービスを受けることもできます。

サブスクリプション型のメリット/デメリット

サブスクリプション型のメリットは、必要な期間だけ利用できることや、機能・サービスが更新されるたびに購入し直すことなく商品の利用ができる点です。代表的な例としては、AutoCADなどの年更新タイプ(期間ライセンス)の製品が挙げられます。

このサブスクリプション型は、基本的には定額料金を年払いや月額払いで支払いしながら利用するので、新たな機能やサービスの追加といった、利用途中で発生するかもしれないアップデートに随時対応することが可能です。また、品質が良くても高額な商品を購入することに対し敷居の高さを感じている方や、もっと気軽かつ安価で試してみたいといった方にも向いているでしょう。

しかし、その分デメリットとなってしまう要素もいくつか存在します。アップデートに強いサブスクリプション型の商品ですが、必要のない機能やサービスの追加も否応なしに受け入れなければなりません。そのため、「前のままの機能が良かった」「この機能は利用しないのに…」などといった問題も起こり得ます。また、解約しない限り定額料金が発生し続けるため、利用しない期間に解約しようか迷ってしまう利用者も多くいます。さらに安価であるがゆえ、足りない機能を手軽に追加購入しやすく、結果費用が嵩んでしまうといったケースも少なくありません。

買い切り型のメリット/デメリット

サブスクリプション型が定額制のサービスであるのに対し、買い切り型は一度の支払いで永続的に商品やサービスを利用できる購入方法です。
買い切り型は、サブスクリプション型が登場する以前から存在していますが、最大のメリットは一度の購入によって購入者が永続的に商品を所有し、好きな期間に好きなタイミングで利用できる点です。また、購入時に必要なサービスのみを選択して購入できるため、自身の希望を反映できる購入方法ともいえるでしょう。

一方で、サブスクリプション型に比べて高価格な製品も多く、またアップデートに対応していない場合も多い(アップデート後の商品は再度購入が必要)ため、購入前は慎重に検討することが大切です。しかし、本当に必要なものだけを永続的に利用したい方にとっては、長期的に使用していく製品として活用できるといえるでしょう。

自社の状況に合わせてCADを導入しよう!

CADにはさまざまな種類があるため、ニーズに合わせて選ぶことをおすすめします。実際に取り扱う事業内容や電気工事の種類によって最適なCADは異なるので、自社の状況に合わせたCADを選択することがポイントです。また、CADは設計や図面作成において大いに役立つため、より安定的に長く利用できるCADを導入しましょう。

弊社システムズナカシマは設立から90年が経ち、その中で電気工事専用CADシステムの開発にも力を注いでまいりました。中でも電気工事専用CADシステム「ANDES電匠」は、CADや電気工事ノウハウを携え安定した基盤のもと、多くのお客様から厚い信頼をお寄せいただいております。

しかし、買い切り型製品はサブスクリプション型に比べて高価格なものが多いため、購入を考える企業様も多いのではないでしょうか。弊社では、デモをご覧いただきながら購入に関する商談を行える「オンラインデモサービス」をご用意しており、製品の機能・特徴から、システム導入によってもたらされるメリットについて細かくご説明させていただきます。
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