TRSⅡ | 改修工事総合支援システム
TRSⅡ製品概要
30年の信頼と経験、生まれ変わった改修工事総合支援システム
TRSⅡは、改修工事総合支援システム開発30年以上のティスコ株式会社が開発したシステムです。
TRSは、多くの大手ゼネコン様、改修工事会社様にご導入いただきながら機能拡張を進めてきました。更に使い易く拡張性を高める目的で基盤となるCADエンジンを刷新し新たにTRSⅡとして生まれ変わりました。
建物の劣化調査、施工前の下地数量積算用図面作成を行う「TRSⅡ下地」、PDF図面やスキャナで読み込んだ図面から面積・長さ・箇所などを拾い積算を行う「TRSⅡ拾い」、88申請図面や外部足場仮設計画図の作成を行う「TRSⅡ足場」の3システムで改修工事に関わる図面作成と拾い積算業務の効率化に貢献します。
TRSⅡ製品概要
必要なシステムを選んで導入可能
必要なシステムを選んで導入可能
TRSⅡは下地補修積算、数量積算、外部足場計画の3つのシステムで構成されています。お客様の事業や工事の内容に合わせて必要なシステムを選択し、導入いただくことが可能です。
積算根拠を可視化し精度を向上
積算根拠を可視化し精度を向上
施主や役所の信頼を得るためには積算根拠を明確に提示し、正確なデータを提出することが必要です。TRSⅡなら簡単に数量明細や集計表を作成できるので積算根拠の可視化、業務のミス防止に役立ちます。
ノウハウを共有し生産性を向上
ノウハウを共有し生産性を向上
専門的な知識が必要な拾い出し等の業務については、対応できる人材が少なく属人化してしまいがちです。TRSⅡを使用することで工程を可視化でき、社内でのノウハウの共有や新人教育に役立てることができます。
TRSⅡアイコン
TRSⅡのことが良く分かる6つの特長
1.使い慣れたOfficeアプリケーションの操作性を実現
Excel , Word , PowerPointなどのofficeアプリケーションに近付けた操作性を実現しています。日常の業務で使い慣れたPC操作のままご利用いただくことが可能です。
2.インターネットライセンス認証でテレワークも可能
TRSⅡは、インターネットを経由したライセンス認証システムのため場所を問わずご利用いただけます。出産や介護で優秀な社員が離職するのを防ぎテレワークで活用したい等に有効です。
3.幅広いデータ互換性で他業者との図面やり取りを効率化
学校の改修工事など設計コンサルがJWCAD、AutoCADで作成したCAD図面をそのままTRSⅡで利用できます。DXF,DWG,JWW,JWC,P21,SFC,PCSXと複数のCADと互換性があります。
4.PDF、紙図面の再利用で作図工数を大幅削減
PDFを読み込んで自動的にCADデータに変換する機能や、ラスタデータの編集機能、ラスタベクタ変換機能(ScanWaveLite連携)を搭載し図面作図の工数を大幅に削減します。
5.自動バックアップで作業データを守ります
TRSⅡは、作業の自動バックアップ機能を搭載しており図面が壊れてしまった場合や図面データ(pcsx)を消してしまった場合でも拾い図形の復元が可能です。
6.導入したシステムごとに分けて作業が可能
TRSⅡ下地、TRSⅡ拾い、TRSⅡ足場とシステムが分かれているので、導入いただくシステムごとに複数人で分けて作業が可能です。(導入ライセンス分の同時起動が可能)
開発の歴史
改修工事総合支援システム開発の歴史
ティスコ株式会社は、1992年にTRSの前身となる下地補修積算ソフト「BASECHAR」を開発しリリースし、当時の全国補修工事業協同組合の皆様に多数採用いただきました。その後、多くの展示会に出展して行くことで全国の塗装・防水系の工事業者様に広く認知され導入が進みました。ここでは、TRSⅡに至るまでの開発の歴史をご紹介します。
1992年09月 MS-DOS系のCADソフトが広く利用されるようになった米国製の日本語バージョンのADVANTAGEをベースにして開発「BASECHART」のネーミングで下地補修積算ソフトをリリースし、当時の全国補修工事業協同組合の皆様に多数採用いただきました。
1994年06月 東京ビッグサイトの建築リニューアル展にWindows版のBASECHARTを出展。スキャナー画像がBASECHART上で取り扱いが可能になり注目を集め、全国の塗装・防水系の工事業者さまに広く認知されるようになりました。また、スキャンした紙図面の歪みを補正するためにラスター編集・補正ソフトの「KR for Win」の取り扱いを開始しました。
1995年04月 MS-DOS時代にスーパーゼネコン様より足場仮設計画のシステムを受託開発した経緯がありにWindows版の外部足場仮設計画図ソフト(枠組・単管)をリリースしました。
1995年04月 拾い積算ソフト「CountAid」もリリースしました。1990年当初に発生したバブル崩壊による建設不況はゼネコンの受注活動を新築からビルのリニューアル事業に向けさせ、改修工事総合支援システムを大手ゼネコン様に多数ご導入いただきました。
2001年04月 改修工事総合支援システムの総称「ADRAS」各プロダクトとして、下地補修積算ソフト「BASECHART」を「TRS下地」、Windows版の外部足場仮設計画図ソフト(枠組・単管)を「TRS足場」に改名し、拾い積算ソフト「CoutAid」と合わせて統一しました。
2005年11月 簡便さと操作性を追求した手拾い感覚の拾いソフト「TRS拾い」をリリースしました。(拾い積算ソフト「CoutAid」を「TRS拾い」に改名)
2023年06月 システムの基盤となるCADエンジンを刷新し改修工事総合支援システム「TRSⅡ」をリリースし、下地機能と拾い機能の提供を開始しました。
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