ANDES電匠コラム
電気設備CAD 「ANDES電匠」のコラムです。
業界に関する役立つ情報をご紹介します。

電気工事の図面作成時に使用される電気シンボルとは?

電気工事の図面作成時に使用される電気シンボルとは?
電気工事の図面の作成には、さまざまな電気シンボルが使用されています。特に電気設計関連の仕事をしている方は、回路図や仕様書から、配線と機器の配置を記した配線図など、多くの場面で電気シンボルを目にする機会があるのではないでしょうか。この電気シンボルの数は非常に多いため、元々本格的に勉強をしている方でなければ、なかなか馴染みにくいです。しかし、電気設計に携わる場合には電気シンボルに関する知識は欠かすことができません。

今回は、そんな電気シンボルが持つ役割や、図面作成との深い関係性についてご紹介いたします。

電気工事における図面作成

電気工事では、建物内部に設置されている電気設備の電気部品同士を繋げるために必要な、配線を回路記号で示した電気配線図や、電気回路図、照明プラン図などの図面の存在が欠かせません。家を建てる際の電気工事でも、電気の引き込みのためにこれらの電気図面が必ず用いられます。外部から引き込んだ電気は、建物内のさまざまな場所で使えるよう配分を行わなければなりません。

さらに、それぞれの場所ごとに電気や電気設備を正常に使用できるよう、施工者がコンセントの位置や設置場所などを理解しながら作業するために、図面を参考にしたり確認したりすることもあります。こうした図面は、電気工事の仕上がりにまで影響を及ぼすほど重要な役割を担っているので、設計者や図面作成者の責任も非常に大きいといえるでしょう。

電気シンボルとは

電気シンボルとは、主に、電気回路図におけるスイッチ、コイル、コンデンサなどといった電気部品を図式的に表すために使用する記号のことです。かつての日本では長い間、JISC0301電気用図記号という電気シンボルが定型の規格として使われていましたが、現在では国際規格を順守して国際規格と同規格であるJISC0617電気用図記号が使われています。この電気シンボルは非常に数が多いですが、覚えていると複雑な電気図面を読み取ることができたり、より図面の見方が分かりやすくなったりと、電気設計では非常に役立ちます。また、電気図面の見方が分かれば自ずと電気回路も見やすくなるため、図面作成はもちろん、他の電気工事作業員やお客様にも設計の意図を伝えやすくなるでしょう。

電気シンボルの重要性

電気シンボルは、電気設計をする上で必ず必要となるもので、これを思いのままに扱うにはシンボルの意味や違いなどといった豊富な知識を身につけておかなければなりません。また、電気シンボルの知識が必要になるのは、電気設計のためだけに限りません。電気工事の仕事をしていく中でさらなるスキルアップのために、電気主任技術者や電気工事施工管理技士などを目指す場合にも、この電気シンボルの知識は必要不可欠です。電気工事士として幅広く活躍していくにあたって、電気シンボルの知識を身につけることが登竜門であると言っても過言ではないでしょう。

わかりやすい図面作成のポイント

かつては電気工事の図面作成を、手作業で行うのが主流の時代もありました。しかし、手作業の場合には図面の修正時に消しゴムが必要になるなど、書き直しの作業一つをとっても大変時間がかかります。修正箇所が多いと図面上の電気シンボルも見づらくなるので、誰が見ても分かりやすい図面とはなりません。また、電気シンボルは互いに似ているものも多いので、万一誤って別の記号を記載してしまえば、その図面を参考に行われる電気工事で事故が起きたり、施工後のトラブルにもつながりかねません。

そんな重要性も高い上に手間暇のかかる図面作成は、CADを取り入れてデジタルデータ化することで図面をより正確に作成できるようになります。データ化した図面はすべて作成した後に、細かい修正を加えることも可能であり、電気シンボルはまるでスタンプを押すかのようにスムーズに作業ができますので、消しゴムの消し跡も残らず、最終的には見やすくて正確な図面を完成させられます。既存データを利用して類似したデータを作成し、部品データを使い回すことで複数の設計図もスピーディーに作成できる点も魅力です。

人の手による作業は、熟練者であれば正確性が高いかもしれませんが、体調や状況によっては単純なミスも発生しがちです。一ヶ所の記載ミスや計算ミスをするだけでも、数値や寸法が合わなくなり、後の解析作業やチェックの段階で発見されることもあります。そこから修正作業に入るとなれば、繁忙期などには思わず途方に暮れてしまうこともあるでしょう。こうした効率の悪さや人為的なミスを防ぐのにも、コンピュータの持つ特性を生かしたCADを活用すれば、計算や寸法の記入で間違うこともありません。手戻りを大幅に減らし、より正確性の高い仕上がりにできるという点がCADの図面作成における最大のメリットといえるでしょう。

「ANDES電匠」の導入でスムーズな図面作成を実現

図面作成において、CADと手書きでは作業時間に大きな差が発生します。図面作成や書類作成は電気工事に欠かせない作業ですが、この部分に関わる時間をどれだけ削減できるかどうかで、社内業務全体の作業効率の良し悪しが変わるといっても過言ではありません。

システムズナカシマがご提供する電気設備工事専用CADシステム「ANDES電匠」には、リボンパネルや自動編集・自動計算機能を搭載しており、直感的に操作ができるスムーズな操作性と、優れた自動補助機能が手間のかかる作図作業を、徹底的にサポートいたします。作図時はカーソルの位置に合わせて仮想補助線や長さが自動表示されることに加え、ハンドル機能によって編集作業もラクラク行えます。また、全体的な操作はOfficeソフトのような感覚で行えるので、基本的なパソコン操作に慣れている方であればスムーズに取り扱うことができるでしょう。さらに、多数のシンボルマークを搭載しておりますので、電気シンボルに関する知識が少ない方でも回路図作成への対応が可能です。これらの機能を活用し作成した図面データは、紙図面と違って持ち運ぶ必要がなく、他所のスタッフや取引先ともパソコン上で共有することができるので、同じタイミングで複数人によるチェック・解析作業も可能であり、繁忙期もスムーズな図面作成を実現できるでしょう。

電気工事図面の作成に便利なANDES電匠にご興味をお持ちいただいた方は、ぜひ弊社ホームページにて、製品情報やサービス内容をご確認いただき、お気軽に資料請求をお求めください。
ANDES電匠

CATEGOIRES
ANDES電匠

ご質問、ご相談、何でもお気軽にお問い合わせください

カタログ/資料のお申込み、無料訪問デモのお申込みを受け付けています。ご参考までにご覧いただくだけでも構いませんので、是非お気軽にお申し込みください。資料請求では、価格や機能をまとめた詳細資料を最短翌日でお届けいたします。
ANDES電匠 カタログ/資料請求はこちら 
ANDES電匠 無料デモ申し込みはこちら 
お電話での上記お申し込みも受付中!価格や機能についてもお気軽にお問い合わせ下さい!
03-5821-9761
システムズナカシマサポートサイト
全国設備業IT推進会
おすすめ設備工事店
中小企業経営強化税制による税制優遇措置のご案内

TOPへ戻る