ANDES水匠コラム
水道申請/給排水申請CAD「ANDES水匠」のコラムです。
業界に関する役立つ情報をご紹介します。

インフラを支える水道工事の重要性

インフラを支える水道工事の重要性
水道水は日々さまざまな場所で利用されており、私たちの日常生活においても、生活用水としての重要な役割を担っています。また、水を運んできてくれる設備が水道であり、インフラの1つである水道を家庭で使えるようにする工事が水道工事です。
今回は、私たちの暮らしを支えている水道工事の重要性について、ご紹介させていただきます。

インフラとは

まずは、インフラという言葉の意味について、詳しく見ていきましょう。インフラとはインフラストラクチャーの略語であり、これは基盤・下部構造といった意味の英単語です。基盤という言葉の通り、道路や鉄道、空港といった交通網、発電所、上下水道、治水施設、また役所のような公共の施設など、人々の生活基盤を支えているものの総称となっています。

水は私たちの生活において必要不可欠な存在であり、一日でも供給が断たれてしまえば生活を大きく脅かしてしまうという点でも、特に重要度の高いインフラと言えるのです。そんな重要なインフラである水道をつくり、維持するために不可欠な工事が水道工事です。

生活を支えるさまざまな水道

一口に水道と言っても、その種類は多岐にわたります。そのため、細分化して挙げれば数多くの種類が存在していますが、ここでは私たちの日常に深く関わっている上水道と下水道について見てみましょう。
上水道とは、私たち水道利用者のもとに飲用や生活用水に適した清潔な水を運んできてくれる水道そのものと、水道管・ポンプなどの設備全般を指した言葉です。上水道には、さまざまな水源が利用されており、ダムや河川、地下水などの水源から、環境に応じて水を運んできてくれます。また、上水道ではなく単純に水道と呼ばれることも多く、私たちにとって最も身近で馴染み深い水道と言えるでしょう。
一方で上水道と対になっているのが、上水道を通して運ばれた後、利用し終えた水を運んでくれる下水道です。洗顔やお風呂、トイレに用いられた飲料用や調理用以外の水は、用途を終えればそのまま排水されていきます。もし排出された水がそのまま川などに放出されてしまえば、さまざまな汚れが環境を汚染してしまいます。下水道は、このような事態を避けるために活躍しており、生活排水を処理施設まで運ぶ役割を担っているのです。処理施設を通した排水は浄化されるため、自然に還しても問題ない状態に戻されます。

このように、下水道と処理施設が大切な資源である水を守っているため、私たちは日々安心して水を使用できるのです。

もし水道がなかったら?

もし水道がなければ、私たちの生活はどうなってしまうのでしょうか。それを知るためには、歴史を100年以上遡る必要があります。日本に初めて水道が設けられたのは、明治20年(1887年)の横浜でした。これを皮切りに各地で順に水道設備が整備されていき、高度経済成長期が終わりがけの1970年頃までには、全国のほとんどの土地に水道が整備されるようになりました。

そのため、明治よりも遡る江戸時代の人々は、毎日の水を井戸や川から得ていました。江戸のような大規模な都市では、上水と呼ばれる旧式の水道が備えられていることもありましたが、これは川の水を引いてきたものであるため、本質的には川の水を利用していたということになるのです。当時は、日々の水を汲むことに大きな労力が発生したため、人々は今では考えられないような不便さを強いられていました。さらに、衛生面の問題も大きく、水を介した伝染病の媒介なども恐れられていました。

もし水道が失われてしまえば、これらの問題が再び私たちの前に現れてしまうでしょう。特に、現代はマンションなどの高層住宅に住む人々も多いです。仮に水道が失われてしまえば、高い建物に住む人々は日々使用する水を自力で汲むか都度購入する必要があります。水道がない生活は私たちの想像を超えるほど、不便になると言えるでしょう。

社会を維持している水道工事

そんな水道の機能を守り、社会のインフラを維持している工事が水道工事です。 例えば、新たに住宅を建てる際は水道管の新設工事が行われ、水道本管と下水道へ配管を繋ぐことで、水道が利用できるようになります。
また、水道が支えているのは、家庭だけではありません。例えば、稲作には10アールの水田につき、お米を作るまでに2000tから3300tもの水が使用されると言われています。日本ではさまざまな農作物の生産が行われていますが、農業には大量の水が必要不可欠です。 このような大量の水を確保するために農業用の水道設備が利用されており、水道工事は農業を支えるという重要な役割も担っています。
さらに、産業の分野においても洗浄や冷却などを目的とした大量の水が使用されています。
水道は日本の社会全体を支えていると言えるでしょう。

給排水申請CADシステム「ANDES水匠」

水道工事を行う際は、事前に計画を立て、図面を入念に作成します。
そんな水道工事の図面作成業務を大きく手助けしてくれるのが、給排水申請CADシステム「ANDES水匠」です。

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