CADの使い方を学びたい！
使い方の習得方法についてご紹介

水道工事において時間を取られてしまいがちな業務と言えば、工事や申請に関する図面の作成です。必要な図面は1種類ではなく、複数の図面を作成しなければならないため、紙に手書きの図面をつくっていこうとするとどうしても長い時間がかかってしまいます。そんな図面作成作業の負担を軽減するために有効なのが、CADソフトの導入です。CADソフトを適切に使いこなすことができれば、図面作成に伴うさまざまな業務を大幅に簡略化することができるでしょう。

この記事ではCADの使い方を学ぶための方法について、ご紹介します。

CADソフトは建築業界をはじめとして、幅広い業界において導入が進められています。紙だとスペースを取ってしまい、保管も面倒な図面の作成をパソコン上で完結させることができ、他のパソコンとのデータ共有も容易だというメリットは非常に大きなものだと言えるでしょう。しかし、そこで問題になるのがCADの操作の難しさです。初めに導入する方が多い無料の汎用CADは、さまざまな業務で使用できる性能を持っていますが、操作を覚えることが大変なのが難点です。

そんなお悩みを解消するために、各所でCADの操作を指導する専用の教室が開催されています。お住まいの地域に関係なく利用しやすいのは、インターネットを介して行われるオンライン教室です。どの程度使えるようになりたいのかという使用目的に応じて、多種多様なオンライン教室が開催されているため、自分の目的に合った教室を利用してみるのもいいかもしれません。
また、各地のハローワークなどでは職業訓練としてCADの使い方に関する教室が開かれています。職業訓練は無料で受講することができるため、通える範囲に住まれている方はこちらの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

社会人として働いている方にとって、オンライン教室や職業訓練を利用する時間を捻出するのがなかなか難しいという場合もあるでしょう。プライベートの時間を使って教室を受講するとなると、負担も大きくなってしまいがちです。

固定の時間を割かれることなく自分のペースで学びたいという方には、市販の参考書を購入して勉強することをおすすめします。無料の汎用CADであるJWCADなどの代表的なCADソフトに関しては、街の書店にも多くの参考書が置かれています。使いこなすための要点がわかりやすくまとめられているため、参考書を読み込みながら操作の練習を行うことで、十分な操作技術を身につけていくことができるでしょう。

さまざまな出版社から参考書が出ており、安いものでは1000円前後からラインナップが揃っているため、費用も比較的安価に済むのが嬉しいポイントです。何より参考書であれば持ち歩くのも容易で、隙間時間に少しずつ知識を学んでいけるという点も大きな魅力と言えます。

YouTubeを活用した学習法も、CADの使い方を学ぶ上で有効的です。CADはさまざまな業界において活用されており、技術習得の需要が高いため、使用法を解説している動画が多数公開されています。解説動画のスタイルも幅広く、わかりやすい解説で基礎的な部分だけを学べる動画から、専門的な知識や用途にまで踏み込んだ動画まで、多彩なラインナップが揃っているのが特徴です。

何よりYouTubeを利用した動画という形式の解説は、実際の操作画面と照らし合わせながら学んでいくことができるため、頭に入ってきやすいと定評があります。自分に合ったスタイルの投稿者を見つけることができれば、CAD習得に向けた心強い味方となってくれるでしょう。

また、YouTubeは一部の有料チャンネルを除けば基本的に無料で閲覧することができるという点も強みです。スマホ1つあればフレキシブルに学習していくことができるため、上手に活用しましょう。

CADに関する技術を急いで習得したい場合や、職場の都合で必ず身につけなければならないといった場合には、講習会やセミナーに参加してみるといいかもしれません。目的に応じてさまざまな講習会が開催されており、少人数で集中的な指導を行っていたり、短期間で一通りの技術習得を目指したりなど、その種類は多岐にわたります。

個人レッスンという形の講習会もあるため、マンツーマンの指導を受けたい方にも講習会はおすすめの選択肢です。汎用的な操作方法ではなく、特定の分野の業種に特化してCADの操作技術を学びたい場合なども、該当する講習会を見つけられれば効率的な学習を行うことができるでしょう。パソコンスクールや専門学校など、多くの場所でCADに関する講習会が開かれているため、視野を広く持って探されてみることをおすすめします。

ここまでにさまざまなCADに関する学習方法をご紹介させていただきましたが、それでも操作を覚えられるか不安だという方も多いのではないかと思います。普段からパソコンの操作をある程度行える方であれば、応用としてCADを覚えることも容易ですが、パソコン操作に苦手意識がある方には難しさを感じる場面も多いかもしれません。CADの使い方に対する不安が拭えないという方には、サポート付きのCADの導入がおすすめです。

弊社が提供している給排水申請CADシステム「水匠NXfor申請」は、水道工事に関する図面作成や申請書類の作成に特化した性能を持ったソフトです。水道工事専門のCADであるため、機能が洗練されており、Excel、Word、PowerPointといった通常のofficeソフトと変わらない操作感で使用できることが大きな特徴になります。水匠NXを導入していただければ設計図だけでなく、施工図や管轄図、作業日報など、水道工事に関するありとあらゆる図面や書類の作成を大幅に効率化することが可能です。

また、操作が簡単というだけでなく、導入時にはインストラクターによる説明を行わせていただき、わからないことがあったらお尋ねいただけるなど、サポート体制も充実しています。他にも、保守会員様に向けた無料講習会も開催しており、ストレスなく使っていただけるよう万全の体制をご用意しておりますので、ご興味をお持ちいただけた際はぜひ資料請求をご利用ください。