ANDES水匠コラム
水道申請/給排水申請CAD「ANDES水匠」のコラムです。
業界に関する役立つ情報をご紹介します。

水道工事におけるDXとは

水道工事におけるDXとは
みなさまはDXという言葉をご存知でしょうか。DXはデラックスではなく、DX(デジタルトランスフォーメーション)の略称です。近年、注目度の高まりを見せている言葉ですが、具体的にどのような内容かわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、水道工事を含む建設業界の今後を考えていく上で、DXへの対応は欠かせない課題と言えるでしょう。

この記事ではDXの現状や意味合い、DXを進めるために重要なことについて、ご紹介させていただきます。

建設業界の現状

日本はさまざまな業界において、他の先進諸国と比べてDX化が遅れている国と言われています。また、DXについて把握する上で知っておきたいことが「2025年の崖」であり、これは経済産業省が2018年に発表したレポートに基づく課題の名称です。このレポートは、仮に今後も日本全体におけるDX化が進まなければ年間に12兆円規模の経済的損失が生じてしまうという内容です。DX化は国を挙げて取り組まなければならない課題であり、「2025年の壁」に関するレポートを作成した経済産業省を筆頭に、国による企業のDX化への支援政策が進んでいます。実際に多くの業界が支援を受けながらDX化を進めており、今後もその流れは加速していくでしょう。

そんな中、水道工事を含む建設業界ではDX化が遅れてしまっているのが現状です。建設業界では実際の施工が行われる現場とDX化の効力が発揮される事務所が離れているため、DX化が進みにくいという性質があります。また、現場によっては複数の業者が関わり、現場作業は下請けや孫請けが行うというケースも多いため、よりDX化に適さない業界となってしまっているのです。さらに、建設業界は職人の高齢化が進んでおり、その点もDX化が進みにくい一因として挙げられるでしょう。

そもそもDXって?

社会全体のDX化の流れに適応していくためには、まずDXに関する定義を知っておく必要があります。DXとはデジタルトランスフォーメーションという名前の通り、デジタル技術を導入することで、さまざまなビジネスの効率化を図るための取り組みです。

DXによって業務のデジタル化を進めていけば、既存の技術やノウハウとの相乗効果によって、新たな価値を生み出すことが可能になります。企業としての競争力を高めることができ、対応力を高め、提供するサービスの質を向上させることができるでしょう。また、アナログで行われていた業務をデジタルに置き換えれば、作業時間を短縮することもできます。加えて、人件費のコストカットを行いながら業務効率化を図れるため、複合的なメリットを得ながら企業としての体制を強化することが可能です。

水道工事のDX推進で解決できること

DX化を推進していくと、水道工事を進めていく上での障壁となるさまざまな問題を解決することができます。例えば、水道工事では多種多様な図面の作成が求められるため、図面作成の効率化が課題として挙げられます。そんな中、水道工事に有効的なデジタル技術として、CAD(キャド)システムの導入が効果的と言えるでしょう。CADはパソコン上での製図作業などを効率的に行うことを目的としたソフトであり、水道工事だけでなく、図面を必要とする建設業において広く用いられているのが特徴です。CADには無料でダウンロードすることが可能なJwCADなどの汎用二次元CADも存在しているため、まずは試しに触れてみるのもいいかもしれません。

しかし、水道工事に関する作業をより効率的に行いたい場合、JwCADでは不十分さを感じる場面も多くなるでしょう。水道工事のサポートに導入することを本格的に考える際は、水道工事に特化した性能を備えた水道CADを導入するのがおすすめです。水道CADの導入によって効率化できるのは、図面の作成だけではありません。水道工事で手間のかかる作業として、各自治体への申請業務が挙げられるでしょう。水道工事は各自治体によって管理されているため、全国で申請様式が統一されていません。工事を行う現場が変わるたびに、各自治体の仕様に合わせた申請書類を用意しなければならず、想定外の工数を要するケースが多々あります。そんな時に水道CADを導入すれば、スムーズに申請書類を作成可能です。水道工事のサポートに特化した水道CADには、自治体ごとの申請様式などが搭載されており、その他申請に必要となるデータ類も市町村ごとに網羅されているため、手間を大幅にカットし、人材不足の問題も解消できます。

水道工事業界のDX化が大きく進んでいないことは課題ですが、その反面、DX化を行った際の恩恵は非常に大きい業界と言えるでしょう。

DXの進め方

DX化を進められない理由として、DX化の進め方がわからないというケースがあります。培ってきた技術を活かしたアナログな手法を取っていた業者様にとって、近代的なデジタルトランスフォーメーションを導入することはイメージしにくかもしれません。

しかし、DX化の導入は難しくありません。例えば、汎用のフリーソフトであるCADを導入する場合、パソコンがあればJwCADなどを無料でダウンロードすることが可能です。また、有料の専用CADを導入される際も、基本的には料金を支払ってダウンロードするだけで導入できます。さらに、DX化は国を挙げて進められている課題であるため、CADシステムの導入に補助金を受けられる場合もあります。そのため、導入を検討されているソフトが補助金の対象になっているかを事前にチェックして、上手くDX化を進めていきましょう。

まずは出来る範囲から水道工事のDXを始めよう

水道工事に特化したCADソフトを導入する際は、給排水申請CAD「ANDES水匠for申請」や本管工事用CAD「ANDES水匠for本管」がおすすめです。ANDES水匠は、弊社が長年のCAD開発ノウハウを活かして作成した水道工事専用のCADシステムであり、図面作成や申請業務を強力にサポートする機能が多数搭載されています。リボンパネルやハンドル機能が備えられているため、Office感覚で操作でき、直感的に操作できることが強みです。平面図、立面図、縦断図、さらに施工図や管轄図などもシンプルな操作で作成可能なため、大幅に時間を短縮することができるでしょう。

また、申請書類についても名前や住所などの共通した項目を他の帳票に自動連携する機能をはじめ、多方面から書類の作成をサポートいたします。これまでアナログ中心な業務を行っていた場合は、導入に不安を感じられるかもしれませんが、ANDES水匠は導入時にインストラクターによるサポートを行っておりますので、ご安心ください。さらに、導入後のご不明点へのサポートもご用意しており、無料での講習会なども実施しているなど、充実のフォロー体制がある点が特徴です。
DX化による人材不足解消や業務効率化をご検討中の際は、ぜひ下記ページから製品詳細をご確認ください。

●給排水申請CAD「ANDES水匠for申請」詳細はこちら
●本管工事用CAD「ANDES水匠for本管」詳細はこちら
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