ANDES電匠コラム
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電気工事の施工要領書を作成する際の電気CADの活用法

電気工事の施工要領書を作成する際の電気CADの活用法
電気工事に従事している方が必ず使用する機会がある施工要領書は、建物の新設時・移転時などに伴う電気工事において、工事の流れを掴むのに欠かせない存在です。特に店舗やオフィスの電気工事だと、配線も難しいので作業内容も多くなります。また、工事によっては各業者が共同で施工にあたる場合もあるため、各々が正確な流れを掴んでいなければスムーズに工事を進めることができません。

そんな電気工事の流れを詳しく掴むのに用いられる施工要領書の内容や、混同しがちな施工計画書との違いについて触れながらポイントをご紹介します。今後、施工要領書を確認する際により要点を押さえやすくするためにも、ぜひお役立てください。

電気工事における施工要領書とは

電気工事における施工要領書とは、施工図を作成する上での要点をまとめ、それらを詳細に解説している書類のことです。通常の設計図書では説明されていない事項や、施工において必要となるポイント、その他設計図書と異なる事項について詳細に説明されています。この施工要領書の存在は、電気工事の施工前に各工程や作業について現場監督者の承認を得たり、他技術者達との打ち合わせを円滑にしたりするためにも欠かせません。現場監督者もまた、作業員へ指示を行う際の説明をより明確化する目的や、施工品質の向上もしくは均一化を図るためにも役立てています。

施工計画書との違い

これから施工を行う電気工事について、流れを知っておくために用いられる施工要領書ですが、同じく工事の前に作成される施工計画書という書類と混同しやすい問題点があります。施工要領書と施工計画書の違いについて、詳しく見ていきましょう。

まず、施工計画書は電気工事の依頼に対してどのような流れで工事を進めていくかが記されたものであり、電気工事業者がはじめに作成する計画書類のことです。電気工事は、規模が大きければ大きいほど複数の業者が共同で対応することも増えるため、その際に施工計画書が重要視されます。しかし、施工計画書には工事現場での各作業ごとに関する細かい記載はされていない場合があるため、実質これだけでは不十分なことも多いです。また、施工計画書だけだと、どうしても各業者の動線がまとまりづらくなるため、施工要領書、作業手順書などの他の書類で補う必要があります。

一方で施工要領書は、工事依頼を受けた元請け業者が作成した施工計画書をもとにして協力業者が作成する書類のことを指し、全体的な工事の流れだけでなく各作業ごとの流れが細かく記載されています。各業者に割り当てられた作業内容や所有機器、技術に関する情報などが細かく記されたものであるため、工事に従事する各々の立場の視点での工事の流れと、施工方法を把握することができるでしょう。

施工要領書の作り方

実際に施工を進めていくにあたり、施工要領書に記されている施工手順をチェックしながら行うのがよりスムーズです。施工要領書には、配線を埋め込む深さやコンセントの設置手順などまでが、事細かに記載されているので、誰が見ても分かりやすい内容です。実際にこれを作成する場合は、まず工事概要や工事にあたる工事業者の情報を確認し、内容を記載していきます。

次に、施工時期や施工場所を記し、実際に工事で使用するであろう部材、材料(コンクリートなどの母材を含む)を記載したら、具体的な施工の進め方について説明していきます。また、工事での事故を防ぐための安全対策についてもしっかりと記しておくことが重要です。記載内容はシンプルに見えるかもしれませんが、もしもこれを手作業で作成するとなると、電気工事に精通した者でなければ、対応することは困難といえるでしょう。

そのため、施工要領書は施工計画や現場を把握し、なおかつ電気工事に関する複雑性の高い知識を駆使して作成することが重要です。

電気CADを活用した施工要領書作成

電気工事での重要度はさることながら、作成の難易度も高い施工要領書は、依頼者や他業者など多くの人が目を通す書類です。しかし、電気工事士や作成経験者が不足していると、より正確な施工要領書を作成することが難しくなるかもしれません。

そのような場合には、電気CADを使用した施工要領書の作成がおすすめです。電気CADを使用すれば、パソコンやソフトを使用するので依頼者や工事の請け負い業者が提示する要領や、要望とも合致させながら正確性の高い書類作成を行うことができます。他にも、追加の情報記入や削除などがマウス操作のみですぐに行えるので、知識の浅い方でも対応可能です。

また、CADで作成したデータはさまざまな形式での格納が可能であるため、データ共有者がどのようなCADソフトを使用していたとしても問題なく活用できるというメリットもあるでしょう。

電気工事を快適に進められる電気設備CADシステム「ANDES電匠」

電気工事の細かな流れを把握するのに必要な施工要領書は、現場で随時チェックしておくことで、今行っている施工が正しいかどうかも確認することができます。また、作業手順書は施工要領書をもとに作られるケースも珍しくないので、施工要領書を確認する方が確実です。

そんな電気工事において必要不可欠な施工要領書をよりスムーズに作成できるのが、電気CADです。弊社が提供している電気設備CADシステム「ANDES電匠」は、電気工事の設計図や施工図、その他の申請書類の作成に加えて、施工要領書を作成できる機能が搭載されています。施工要領書は作成自体の難易度が高いので、どうしても特定の人ばかりが作成を任されるケースも多いでしょう。しかし、当システムには多くの専用機能や自動機能が搭載されているので、電気工事書類や図面作成に不慣れな方でも対応可能です。万一使い方で困った時でも、全国ネットでご利用いただけるサポート体制や専任インストラクターによる直接指導サービスもございますので、CADの操作に不慣れな方でも安心です。

お客様の数々のご要望を形にし、快適に書類や図面の作成ができる、電気設備工事専用CADシステム「ANDES電匠」を、ぜひお試しください!なお、資料請求やお申し込みなどにつきましては、ホームページを併せてご覧ください。
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