ANDES電匠コラム
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知っておこう!電気工事において使用されているさまざまな工具

知っておこう!電気工事において使用されているさまざまな工具
電気工事は、他の設備工事と比べると非常に多くの種類の工具を使用します。そのため、電気工事初心者の方や経験が少ない方にとっては、それぞれの用途や種類がわかりづらく、困ってしまう場面もあるのではないでしょうか。電気工事では、工具の取り扱いを心得ていることも大切なスキルの一つといえますが、全てを網羅するためには経験年数を重ねるしかありません。しかし、メインの工具やそれぞれの分類について熟知しておくだけでも、ステップアップすることができます。

そこで今回は、電気工事で使用されているさまざまな工具をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。

電気工事には工具が不可欠

電気工事士には、腰道具、電動工具、通線工具などの工具の存在が欠かせません。例えば、代表的な工具として電動ドライバー、ニッパー、その他切断工具や寸切りボルトなどが挙げられ、どの工具も現場で使用する場面が多いです。また、施工用の工具の他にも、ヘルメット、ヘッドライト、トランシーバー、安全靴といった、工事そのものを安全に進めるための備品も常に携帯が必要になるでしょう。なお、ベテラン電気工事士の中には、自分が使いやすいメーカーや種類の工具を見つけて愛用している人も多いので、最初は基本的なものしか取り扱えなくても、ベテランになるとさまざまな種類の自分にマッチした工具を駆使できるようになります。

電気工事で使用される工具

電気工事で使用される工具には、大きく分類すると切断工具、穴あけ工具、回す工具、叩く工具、墨出し工具、通線工具、配線工具などがあります。ここでは、それぞれの分類においてよく使用される工具をご紹介いたしますので、改めてチェックしてみてください。

・切断工具
ケーブルカッター、全ネジカッター、ジグソー、丸ノコ

・穴あけ工具
ハンマードリル、ドリルドライバー

・回す工具
電動ドライバー、ドライバー、スパナ

・叩く工具
電工ハンマー、ハンマー

・墨出し工具
(レーザー)墨出し機、墨つぼ

・通線工具
通線ワイヤー

・配線工具
配線ワイヤー、ケーブルキャッチャー

電気工事で使用される工具の役割

電気工事で使用される工具の役割について、詳しくご説明いたします。まず、切断工具はケーブル・電線などの切断や絶縁被覆作業の際に役立ちます。一般的に使用される電線カッター、ニッパー、のこぎり、ペンチに加えて、丸ノコ、金属管を切断するバンドソーや、ネジの切断を行うネジカッターなども使用頻度が高いです。また、現場では意外にも機会の多い、穴を開ける作業に役立てられる工具もあります。例えば、パンチ、ハンマードリルやドリルドライバーなどは代表的で、特にドリルでは穴を開けるだけでなく、穴そのものを広げたり切り抜いたりすることもできます。

回す工具としては、ナットやボルトを回すためのスパナ、電動・手動ドライバー、プライヤーなどがあり、ナットを回すだけでなく、状況によって締め付ける・緩めるといったことも可能です。これらの工具はDIYで使用することもあるので、親しみやすく知識としても覚えやすいでしょう。

一方の叩く工具は、金属管や樹脂管の配管時に切って叩く作業(釘打ち)を行う際に使用されます。かつては釘打ちにハンマーを使用することが主流でしたが、近頃は電動ドライバーの普及により、ハンマーを使用する機会が減っています。しかし、通常のハンマーに機能性が加わった電工ハンマーもあるので、用途によって使い分けるのが良いでしょう。

そして、電気工事を含むさまざまな建設現場、建築現場で使用されている墨出し機・レーザー墨出し機も必ず登場する場面があります。墨出し作業では、正確な施工に必要な水平・直角な線を引くために、墨つぼで印をつけていくのですが、その際にカバーしきれない部分を補うのがレーザー墨出し機の役割です。さらに、電気工事で忘れてはならないのが、通線ワイヤーや配線ワイヤー、ケーブルキャッチャーなどの、通線・配線工具です。これらは金属管やPF管に通線する際や、床下、天井裏などへの配線作業に欠かせません。

安全な電気工事施工を実現

電気工事では、電気機器や設備などの電気工作物の取り扱いや、手作業だけでは到底及ばない細かな作業も発生するため、安全かつスムーズに進めるための工具が必要不可欠です。この工具をうまく活用すれば、危険性のリスクを回避して、より安全に工事施工をすることができるでしょう。また、直接施工に関係する工具以外にも、安全性を高めるための工具としてヘルメットや安全帯、安全靴といった3点セットがあり、これは電気工事士が基本的に身につけておくべき工具一式です。仮にベテランの電気工事士であっても、これらを身につけていなければ、安全面での不安要素があるとして、場合によっては現場に入ることも許されないでしょう。

また、実際の施工で工具を使用する際は、より安全性の高い工具を選ぶことが大切です。例えば、ケーブル切断やVA線(ケーブル)の外装剥ぎ取り作業では、ニッパーやナイフをこまめに使い分けるよりは、VVFストリッパーなどの一つで何役もの作業が行える工具を選ぶと、工数が減ることに加えて、工具を出し入れする手間も減るので作業の安全性が高くなります。

「ANDES電匠」の導入で電気工事に関する事務作業のスムーズ化を実現!

電気工事の工具は現場に決して欠かすことのできない、いわゆる電気工事士のマストアイテムです。しかし、そんな便利な工具を使用しても、やはり電気工事は作業自体が多く常に多忙であり、実際に電気工事士不足や工事関連書類を作成する事務員不足が問題視されています。

弊社がご提供している「ANDES電匠」は、そのような作業量の多い電気設備工事において最も時間短縮をすべき図面作成業務を中心に、作業の効率化を図ることを目的に開発されたCADシステムです。当システムはCAD開発歴30年以上の弊社が、これまでに培ってきた電気工事のノウハウと全国の現場の皆様のお声をもとに研究を重ねて形にしたもので、現在多くのお客様にご利用いただいております。

ANDES電匠で特に特筆すべき機能は、電気工事に関連する設計図や施工図、電力会社向けの申請書類など、図面や書類全般を素早く作成・作図することのできる自動補正機能です。この機能を活用することで、電気図面に関する知識のない方でも取り組むことができるので、人手不足の際にも役立てられます。図面や書類の作成後は修正・編集もスムーズに行えるため、安心してご利用いただけるでしょう。

電気工事にかかる作業の時間を少しでも削減したい、工事に集中したいとお考えの方は、ぜひ事務作業をスムーズ化できるANDES電匠の導入をご検討ください。なお、商品に関する詳細につきましては、ぜひお気軽に資料請求をお求めください。
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