電匠NXコラム
電気設備CAD 「電匠NX」のコラムです。
業界に関する役立つ情報をご紹介します。

業績向上を目指そう!電気工事で利益率を上げるための方法

業績向上を目指そう!電気工事で利益率を上げるための方法
電気は現代社会を支えている重要なインフラの1つであり、電気工事士が担っている社会的な役割は非常に大きなものです。社会を維持し、人々の文明的で快適な生活を守っていくためには電気工事が必要不可欠であり、日本全国で日々数多くの電気工事が行われています。

しかし、その需要の大きさに比例して、電気工事を生業としている施工業者も全国に数多く存在しています。電気工事業界の中で存在感を示し、会社を安定して経営していくためには、ただ施工をこなすだけでなく、常に業績向上を意識することが大切です。また、多くの収益を上げて業績を向上させていくためには、電気工事に関する利益率が重要な要素となります。

今回の記事は電気工事業界に携わる方に向けて、電気工事で利益率を上げていくための方法を詳しくご紹介いたします。電気工事業界で業績の向上を目指している方は、ぜひ参考にしてください。

電気工事業界における利益率の重要性

利益率とは売上高に対して利益が占める割合のことであり、電気工事業界のみならず多くの業界で重要視されています。収益から費用を差し引いた額が利益であり、可能な限り多くの利益を出していくことが電気工事業者やあらゆる業種の会社にとっての基本的な目標です。また、「売上高総利益率」「売上高営業利益率」「売上高経常利益率」「売上高税引前当期純利益率」「売上高当期純利益率」の5つに分類されるのが利益率の特徴であり、これらは業績を測るための重要な指標です。

売上高総利益率では業界内における競争力、営業力などを測ることができます。売上高営業利益率は、販売費や一般管理費を差し引いた営業利益によって算出されるのが特徴で、本業による利益の割合が示されます。

売上高経常利益率は、突発的な収益や借入金の返済などを除外し、通常の経営活動によって生み出される収益を測れるのが特徴です。

売上高税引前当期純利益率は法人税等を控除する前の利益の額によって、その事業年度における利益の規模を測ることができます。

売上高当期純利益率は売上高に占める当期純利益の割合で、当該事業年度の最終的な利益率を見ることができます。

これらの利益率は電気工事業者として活躍していく上で、常に意識しておく必要のある内容と言えるでしょう。

電気工事業界の平均的な利益率

日本政策金融公庫の資料によると、電気工事業界の平均的な利益率は、およそ40%台半ばほどであると示されています。この数値は電気工事の中の細かな施工分野によっても異なりますが、基本的にはこの数値を意識しておくことが大切です。

一方で、建設業界全体の利益率は約25%前後とされています。この数値と比べると、電気工事業界は比較的利益率に恵まれている業界と言えるでしょう。とはいえ、電気工事業者として活動する際に比較対象となるのは同業者であり、平均的な数値をどのように上回っていくのかが重要になります。業界の平均的な利益率は常にチェックしておき、仮に自社の利益率が平均を下回っていても、上回っていても、さらなる向上を目指すことが大切です。

電気工事で利益率を上げる方法

電気工事の利益率を高めていくための手段として、いくつかの例が挙げられます。まず挙げられるのが、コスト管理の強化です。電気工事の現場ではさまざまな資材が用いられますが、その価格動向を把握することは難しく、コスト管理がおざなりになってしまっているケースも少なくありません。

そこで有効な手段となるのが、デジタル原価管理ツールの導入などをはじめとするDX化です。リアルタイムで価格動向を行い、コストを最小限に抑えられる体制を構築すれば、施工にかかるさまざまな費用を削減できます。デジタルツールを上手く使えば材料仕入れを最適化することができ、利益率の向上に直結させていくことができます。

次に挙げられるのが、営業効率の向上です。利益率を高めていくためには競合他社の分析や他社との価格比較を行った上で、適切な価格設定を行うことがポイントになります。分析を通じて自社の強みを再定義することができれば、営業力を強化することが可能です。新規顧客の獲得・既存顧客の保持の両方を目指しやすくなり、利益率を底上げできます。

CADの導入は電気工事の利益率に関係する?

近年、電気工事業界ではCADの導入が広く進められています。CAD(Computer Aided Design)はコンピュータ支援設計と訳されるソフトであり、電気工事に必要不可欠な図面作成をサポートしてくれる機能などを搭載しています。CADの導入は電気工事業者が利益率を考えていく上で、大きく役立つと言えるでしょう。電気工事における図面作成などの事務作業は担当するスタッフの負担を増やし、残業などで人件費のコストを増やしてしまう原因になりがちです。

しかし、CADを導入すれば業務全体の効率化を行えることに加えて、顧客や協力会社に図面を共有しやすくなるなど、多くのメリットがあります。さらに、現場における図面共有も行いやすくなることで、施工品質の向上にも大きく貢献してくれます。利益率の改善には業務体制の見直しが直接的な効果を及ぼしますが、長期的な視野で見れば、施工クオリティを高めていくことも大切です。高品質な施工を提供すれば、自社の評判が高まって新たな施工を受注しやすくなり、利益率を向上させることができます。

「電匠NX」で電気工事の利益率を向上させよう!

CADに分類されるソフトにはさまざまな種類が存在しているため、どのソフトを導入すれば良いか迷うことも多いでしょう。広く使用されている汎用CADとして無料で使用できるJw_CADなどが挙げられますが、図面記号を用いたり、専門的な図面作成を求められたりする電気工事にはあまり適していません。

そんな時におすすめさせていただきたいソフトが、弊社がリリースしている電気工事専用CADシステム「電匠NX」です。電匠NXは電気工事に特化したサポート機能を備えており、いくつかの数値入力などの簡単な操作のみで、複雑な電気図面を作成できます。多種多様な図面記号も網羅されており、選ぶだけで簡単に図面にご使用いただくことが可能です。従来の紙図面と比べて、CADで作成した図面は持ち運びや管理の手間がありません。また、過去の紙図面をスキャンすることでCADデータとして取り込むこともでき、これまでの業務データも活用できます。

CADの導入をご検討されている際は、ぜひ弊社へ電匠NXの資料をお気軽にお求めください。

#電気工事 #利益率

電匠NX
CATEGOIRES
電匠NX

ご質問、ご相談、何でもお気軽にお問い合わせください

カタログ/資料のお申込み、無料訪問デモのお申込みを受け付けています。ご参考までにご覧いただくだけでも構いませんので、是非お気軽にお申し込みください。資料請求では、価格や機能をまとめた詳細資料を最短翌日でお届けいたします。
電匠NX カタログ/資料請求はこちら 
電匠NX 無料デモ申し込みはこちら 
お電話での上記お申し込みも受付中!価格や機能についてもお気軽にお問い合わせ下さい!
03-6262-0102
システムズナカシマサポートサイト
全国設備業DX推進会
おすすめ設備工事店
中小企業経営強化税制による税制優遇措置のご案内

TOPへ戻る