水道工事の申請業務について

私たちの生活を支える重要なインフラである水道は、水道工事によって整備・維持されています。日本全国の水道のうち多くは昭和の頃に設置されましたが、設置から今に至るまでに幾度となくメンテナンスが繰り返されて、現在の状態が保たれています。
さまざまな水道工事を行うために、水道工事会社は工事に関する申請業務を行っています。今回はそんな水道工事の申請業務について、わかりやすくご紹介していきます。
給排水申請業務とは
給水工事と排水工事
水道工事に必要な申請は、給排水申請業務という名称で呼ばれています。給水は清潔な水を届けるための工事、排水は用途を終えた水を排水するための経路をつくる工事を指した言葉であり、これらに関わる申請を一括で総称したものが給排水申請業務です。
給水工事の場合は、道路の下に埋設してある水道本管と接続された給水管から、実際に給水が行われる蛇口に至るまでに通る多くの設備に関する工事が含まれています。道中には、給水管、止水栓、水道メーターなどがあり、これらすべてに関する工事が給水工事の範囲に含まれます。
排水工事も同様に、排水管だけでなく雨水管や汚水管などの設備を含む工事を行うことが特徴です。
なぜ申請が必要なのか
給排水設備に関わる工事は、都市機能や衛生面を良好な状態に保つための重要なインフラであり、個人ではなく自治体によって管理されています。そのため、個人や業者が独断で工事を行うことはできず、工事に際して都度申請を行う必要があります。
申請で必要になる書類
給水工事の種類
給水に関わる工事は新設工事、改造工事、撤去工事、修繕工事などに細かく分かれており、それぞれに必要な申請内容も異なります。
| 工事の種類 | 内容 |
|---|---|
| 新設工事 | 住宅新築時や水道未設置の土地に新たな水道を引く工事 |
| 改造工事 | 給水管の延長、配管サイズの変更、給水用具の増設など |
| 撤去工事 | 給水設備の撤去(敷地内のみの場合は改造工事に分類) |
| 修繕工事 | 老朽化した水道管の交換、漏水・破損の対応など |
給水工事の申請書類
工事内容に応じて提出が必要な書類も数多く存在しています。
排水工事の申請書類
排水工事においても、排水設備工事計画確認申請書、排水設備等設置同意書、水洗便所改造同意書、排水設備等使用同意書、委任状などを必要に応じて提出する必要があります。
申請の大まかな流れ
給水設備の新設工事の場合
水道工事の申請がどのような流れで行われているのかを、給水設備の新設工事を例に見てみましょう。
申請と竣工の際の図面作成
図面が重要な理由
申請に際しては、工事内容の判断基準として、どのように水道工事を行うかに関する図面を提出する必要があります。図面は申請書類としてだけでなく、工事に関する情報を共有して滞りなく進めていく上で非常に重要な存在です。
給水装置図面に必要な情報
例えば給水装置図面の場合は、給水装置の配管系統や給水管の口径、種類、用具などの情報が記載されていることが必要になります。工事を行う上で不可欠な情報であり、その後の維持・管理にも活用されるため、給排水工事には正確な図面作成が欠かせません。
水道は公共のライフラインだからこそ、特に図面の重要性が高いといえるでしょう。
給排水申請CADシステム「水匠NX」
市町村ごとに異なる申請を効率化
水道工事を行う際に書類や図面は重要な存在ですが、申請業務に必要な書類は市町村ごとに異なるため、手書きで作成しようとすると大きな手間と時間が発生します。
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水匠NXの図面作成機能
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