ANDES電匠コラム
電気設備CAD 「ANDES電匠」のコラムです。
業界に関する役立つ情報をご紹介します。

システム連携で電気工事の見積作成を効率化しよう

システム連携で電気工事の見積作成を効率化しよう
電気工事の依頼を受けた電気工事業者は、まず見積書の作成を行って、お客様に提示します。電気工事は、各案件によって使用する材料が異なり、場合によっては特殊な材料を使用するため、見積書作成も複雑化しがちです。そのため、見積作成業務をより効率よく進められれば、工事着工までの時間を短縮できたり、人件費を削減したりすることに繋がるでしょう。

そこで今回は、見積作成を円滑に進めるための工夫やシステム導入のメリットとともに、見積り業務の効率化に役立つ専用システムに関する情報をご紹介いたします。

電気工事における見積り作成までの流れ

電気工事ではまず、業者側がお客様に見積りを作成・提出し、双方で単価の設定や施工の内容などを確認して合意した後に、契約と工事着工に進むのが一般的な流れです。見積り作成の流れとしては、工事内容、工事予算、工事規模、工事目的、施工する期日などといった、お客様からのご要望(施工内容)を整理して、それらと照らし合わせながら作成していきます。

例えば、工事内容として照明器具やコンセントの設置・増設の有無、配線の接続に関することなどを記載し、工事予算はお客様が提示する予算や実際にかかるコストを照らし合わせて算出します。次に、工事規模は大中小規模のどの規模になるか、工事目的は文字通りどのような理由で工事するかといった工事を行う目的(オフィスや店舗の開設、開業など)を記載することが必要です。そして、施工する期日として、お客様のご希望の工期や完工日を考慮しながら着工・完工日、施工期間を設定します。

これらの情報は、必ずお客様へ正確に伝えなければならないので、その内容に誤りや不必要な情報がないかどうかを、提出前にきちんと確認することが大切です。

見積り作成で大変なこと

電気工事で使用される材料は、特殊金属管や専用付属品、電線管、コンクリートボックス、合成樹脂管などといった、電気工事ならではの材料ばかりです。これらは一般的に建設業界では出回っていない場合が多いため、それぞれの単価の相場や概要を容易には把握しづらいという特徴があります。しかし、見積り作成業務では各材料ごとの正確な見積りが必須であり、万が一、一つでも材料の種類やサイズなどを誤ってしまうと、その内容が工事全体に影響を与えてしまうこととなります。つまり、確実に利益を出す電気工事を行うためには、一つ一つの材料に関する情報が、正確に入力・算出された見積作成が欠かせません。このことから、電気工事における見積り業務は複雑かつ細かい作業で、なおかつ専門性の高さから難易度も高いとして、仕上がりまでに非常に手間がかかるという大変さがあります。

手間のかかる手作業での算出ミスや入力漏れ・入力間違いを減らすためには、原本である図面との照らし合わせや、材料の数量、種類などの情報を紙に書き出しておくなど、さまざまな工夫が必要となるでしょう。

見積りにはスピードと正確性が重要

見積り業務は、スピードと正確性の高さが非常に重要です。数字の誤りや、拾い出し作業での材料の拾い漏れがあると、見積金額がずれてしまい、その結果赤字工事や費用の損失が発生してしまう恐れがあります。なお、拾い出し作業とは電気設計図から設置する設備の規模や規格、建物の各箇所に必要となる材料、作業量を抽出しそれらを数値化して算出していく作業のことです。

また、これを図面で表したものは拾い出し図と呼ばれ、通常はデータ化されているため、コンピューター上で集計が行われます。そこで仕上がった集計表をもとに、各部材の数量や単価から見積書を作成していくのが一般的な流れです。この作業自体はコンピューターを使用できるとはいえ、正確かつスピーディーに行うとなると、不慣れな人には難易度が高いといえるでしょう。また、慣れている人であっても、拾い出し作業の段階で相当な時間を要します。しかし、作業に時間がかかり過ぎてしまうと、着工日や工期などにも影響が出てしまうため、正確かつスピード感のある作業が常に求められます。

システムを連携して見積り作成を効率化!

電気工事の見積書作成は、手作業で書き出すのはもちろん、エクセルなどを使用して作業したとしても手入力による手間がかかるため、作業効率があまり良くありません。しかし、拾い出しシステムを活用すれば、拾い漏れや重複拾いを防止しつつ、効率よく拾い出しを行うことが可能です。電気工事専用システムと連携できる拾い出しシステムを活用して、見積り作成業務の効率化を図ってみましょう。

各システムと連携して使える!電気設備CADシステム「ANDES電匠」

電気工事の見積書作成では拾い出しを行い、それぞれの単価や使用材料を書き出して入力していくので、作業には非常に手間がかかります。仮に、パソコンやエクセルに慣れている人、電気工事士などの熟練者であっても、手作業である限り入力漏れやミスを完全になくすというのはなかなか難しいことではないでしょうか。各種見積用ソフトなどを取り入れているという業者様も多くいらっしゃいますが、電気図面との照らし合わせがしづらかったり、複雑なデータの読み込みができず、人力で都度チェックしなければならなかったりと、不便な面もあります。

見積書作成にお悩みの業者様に向けて、システムズナカシマが提供しているCADシステム「ANDES電匠」を導入することをおすすめいたします。当システムは、拾い出しシステム「拾いの匠」を連携することで、一括で資材情報を付与し拾い出しを行えます。さらに積算システムとの連携も可能なので、見積り作成までのスピード向上が見込めます。見積り業務に役立つ「ANDES電匠」のことを詳しく知りたい方や、システムの導入をご検討の方はぜひ弊社ホームページをご覧ください。

●拾いの匠(拾い出しシステム・電匠と連携可能)
https://www.systems.nakashima.co.jp/setsubi/hiroinotakumi/
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