ANDES水匠コラム
水道申請/給排水申請CAD「ANDES水匠」のコラムです。
業界に関する役立つ情報をご紹介します。

水道工事の図面作成を外注するメリットとは?

水道工事の図面作成を外注するメリットとは?
水道工事を手掛けていく中で悩ましい問題となりがちなのが、図面作成の問題です。図面は施工の要となる存在であり、図面のクオリティが不十分であれば施工全体の質が低下してしまうでしょう。図面の作成には専門的な知識が求められるため、スキルを持った人材が長時間拘束され、手間をかけながら図面を作成していかなければなりません。また、水道工事の場合は作成する図面の種類が多いことに加え、インフラに関連する工事であることから申請用の図面まで作ることが求められ、費やされる労力がさらに大きいといえます。

そんな悩ましい問題の解決策のひとつ、今回は図面作成を外注することのメリットなどをご紹介します。

水道工事申請に必要な図面

まずは、水道工事の申請業務を行う際に必要な図面について、給水装置工事を例に見てみましょう。給水装置工事を行う際には、給水申請図面の提出が求められます。この図面は本管、引込み管、立上り管や、止水栓、メーターなどの配置が記載されています。水道を使用するためにはメーター類の設置が必須なため、図面には必ずこれらの設置を記載していなければなりません。各種配管や装置は図面作成のルールに則り、専用の記号などを用いながらわかりやすく記載することが必要です。使用される管の管種や口径などの情報も記載されることで、図面は施工に関するさまざまな情報が細かく詰め込まれたものとして完成します。排水設備工事を行う際に提出する図面も、細かな違いはあるものの、おおむね給水装置工事と類似しています。施工の中心となる図面は非常に重要度が高いため、図面作成の担当者にかかる負担は大きいといえるでしょう。

図面作成を外注するメリット

図面作成を外注することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。まず第一に挙げられるのは、スタッフの負担軽減です。
図面作成には非常に大きな労力がかかり、責任も軽くないため、担当するスタッフの心身にかかる負担は多大なものとなります。紙ベースでの図面作成は細かな作業となるため、体だけでなく目などにも疲労が蓄積されてしまうでしょう。専門の知識を持った職人でなければ図面作成を行うことは難しいですが、紙での手作業は職人が高齢化するほど負担が大きくなっていきます。そんな負担を外注によってなくすことができれば、スタッフが良いコンディションを保ちながら施工に臨みやすくなり、施工のクオリティアップにも繋がるでしょう。図面作成による負担の解消はモチベーションの向上にもなり、社内の雰囲気を良くすることにも役立ちます。また、図面作成を専門としている業者へ依頼すれば、図面作成においてミスが起きる可能性も減り、リスクを軽減していくことも可能となります。

図面作成を外注するデメリット

図面作成を外注することで生じるデメリットとして、コスト面の問題を思い浮べる方は多いでしょう。図面は新たな現場での施工を受注するたびに作成しなければならないため、外注しようとするとコストが継続的にかかってしまうでしょう。また、図面作成を外注すると、完成した図面が手元に届くまでにタイムラグが生じてしまい、施工に関するスケジュール管理が難しくなります。外部に委託していることから状況に応じて融通を利かせてもらうことも難しく、工期が短い現場の際には工期に影響があるケースも出てくるかもしれません。他にも、図面作成を完全に外部に委託してしまうと、自社内の技術力が養われなくなってしまうというデメリットも挙げられます。図面作成は大変な作業ですが、現場全体を把握していることが求められる図面の作成を通して人材が育っていくという場合もあります。その機会が失われてしまうという点は、外部委託の大きなデメリットと言えるかもしれません。

図面作成を外注するのであれば、メリットとデメリットの両面を十分に天秤にかけてから判断することをおすすめします。

自社で図面作成することで効率化が実現できる!

自社で図面を作成すれば、さまざまな面における効率化を実現できるでしょう。社内で図面を作成できれば、外注にかかるコストを削減できるため、金銭面の負担を軽減することが可能です。また、自社内で図面を作ることによってスタッフの現場に対する理解が深まり、施工のクオリティを高め、施工全体を効率化していくことができます。

図面作成のメリットと図面作成の負担軽減、この2つを両立させるための手段として有効的なことがCADシステムの活用です。紙ベースの図面作成にはさまざまな手間が伴いますが、PCを活用したデジタル環境での図面作成は、習得してしまえば手間を大幅に削減することが可能です。汎用二次元CADでの図面作成には高度なテクニックが求められますが、水道工事専用の三次元CADを利用すれば、効率的かつスピーディーに図面を作成することができます。

給排水申請CADシステム「ANDES水匠」

給排水設備工事における図面作成や申請に特化したCADシステムとして、弊社がご提供している「ANDES水匠」をご紹介させていただきます。弊社は長年さまざまな分野におけるCADの開発を手掛けており、ANDES水匠にはそのノウハウをあますところなく搭載しています。水道工事における図面作成のネックとなるのが、施工の性質上、平面図だけでなく立体図や断面図なども作成しなければならないという点です。

そんな大きな工数が発生する図面作成も、ANDES水匠の多種多様なサポート機能を活用すれば、スムーズに進めることが可能です。また図面作成だけでなく、拾い出しや積算、申請に関するサポートも充実しており、水道工事における事務業務の負担を総合的に軽減することができます。さらに、自治体ごとに異なる申請の仕様なども網羅されているため、安心して事務業務を進めていくことができるでしょう。CADと聞くと操作が難しそうという印象を持たれている方もいらっしゃいますが、ANDES水匠はofficeソフトと変わらない操作感でシンプルに導入いただける点が特徴です。導入時はインストラクターによるわかりやすい説明を行わせていただき、導入後も操作に関するご不明点のサポートをご用意しております。

水道工事における図面作成をはじめとした、各種事務業務の効率化をお考えの水道工事業者様は、ぜひANDES水匠の導入をご検討いただければ幸いです。ANDES水匠に関する詳細は、弊社までお気軽に資料請求をお求めください。
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