ANDES水匠コラム
水道申請/給排水申請CAD「ANDES水匠」のコラムです。
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取得を目指そう!水道工事に役立つ給水装置工事主任技術者の受験資格

取得を目指そう!水道工事に役立つ給水装置工事主任技術者の受験資格
この記事をご覧になられている方は、水道工事業界や関連する業界に身を置き、働かれている方ではないかと思います。水道工事は数多く存在する建設業の中でもとりわけ専門性の高い技術が求められる仕事であり、その業務には各種資格が深く関わっているのが特徴です。また、社会を支えるインフラに関わる施工であることから、施工の分野ごとに細かく技術体系が分けられており、そのうちの1つに給水装置に関わる施工が存在しています。給水装置に関わるさまざまな施工を手掛けていく上で、その現場の要となるのが給水装置工事主任技術者の資格です。

今回は、水道工事業界において第一線で活躍していくことを目指されている方へ向けて、水道工事に役立つ給水装置工事主任技術者の受験資格など、さまざまな情報をご紹介いたします。

給水装置工事主任技術者とは

水道とは社会全体に水を行き渡らせ、循環させていくための役割を担う重要なインフラです。人間が普通の暮らしを送っていくと、1人の生活につき毎日のように200リットル以上の水が必要となります。かつてはそんな水を井戸水や川の水などを利用することで補っていましたが、それらの水を利用していくには、どうしても衛生面の問題が付きまとってしまいます。

そんな清潔な水の供給という社会的な課題を解決するために設けられているのが、水道における給水管や水を家庭などに供給してくれる給水装置です。給水装置とは、道路の下などに埋設されている水道管から水を引き込むための給水管、止水栓、給水栓、メーターなどを総称した名称になります。これらの給水装置は各地に張り巡らされている水道本管と接続されることから、トラブルを起こさず十分な施工品質が担保されるよう、各自治体による厳重な管理が行われているのが特徴です。そんな給水装置に関する施工の品質を保っていく上で重要な管理役を担うのが、給水装置工事主任技術者の資格です。

給水装置工事主任技術者の役割

まず給水装置工事主任技術者が活躍する現場として挙げられるのが、新築住宅などにおける給水装置の新設に伴う施工です。給水装置工事は、ただ現場で施工を行うだけではありません。上述の通り、給水装置は水道本管にアクセスする場面もある施工であり、その施工は自治体によって厳しく管理されています。そのため、給水装置工事を行う際には、まずその施工が行われる現場の調査を行い、計画書や自治体ごとの仕様に則った図面・書類を作成して申請を行わなければなりません。

準備や事務処理などの業務を終えた後、給水装置工事主任技術者は施工の現場において全工程にわたって現場全体の監督役を務めていきます。施工品質が十分か確かめる品質管理、工期通りに施工を終えられるよう調整を行う工程管理、事故を防ぐための安全管理を行い、さらに原価管理でコスト面の管理を行うことが求められます。同時に給水装置に使用されている材質や構造が基準を満たしているかの確認も行いながら、設置後の検査への立ち合いなど、多岐にわたる業務を務めるのが特徴です。

さまざまな業務に幅広く対応する給水装置工事主任技術者は、給水装置工事の現場において要となる役割を担っていると言えるでしょう。

給水装置工事主任技術者の受験資格

給水装置工事主任技術者の資格を取得するためには試験を受けて合格する必要があり、試験を受けるためには実務経験が必要となります。実務経験としては3年間という年数が目安とされており、3年間の実務を経験していれば、職歴や学歴はもちろん、年齢、国籍などの要素を問われることはありません。この実務経験とは、給水装置に関する経験のことを指しており、正社員でなくてはならないということはなく、アルバイトや契約社員などの雇用形態でも問題ありません。また、複数の会社を跨いだ実務経験でも認定を受けることができ、合算した年数が3年を越えていれば、受験資格を得ることができます。ただし、給水工事を手掛ける会社で働いていたとしても、資材運搬や事務仕事などを行っていた期間は給水装置工事に関する実務経験に含めることができませんので、注意しておきましょう。

また、給水装置工事に関する実務経験を正式に認めてもらうためには、実務従事証明書をもらっておく必要があります。事業所の代表印が押された実務従事証明書があって初めて受験資格を得ることができるため、その点についてはしっかりと留意しておきましょう。

給水装置工事主任技術者は水道工事の要

給水装置工事は、現代社会に清潔な水を供給するための重要な役割を担う業務です。そんな給水装置工事の現場は細かな申請業務を綿密な現場管理に基づく形で行われており、給水装置工事主任技術者の存在がなければ、現代社会を支える水道網は成立しません。水道工事業界における中核を担い、数多くの現場で活躍することができる職人になるためには、給水装置工事主任技術者の資格取得を目指すことが好ましいと言えるでしょう。

試験の合格率は30~40%となっており、出題範囲も広く、年度によって出題の傾向にばらつきもあり、合格基準も細かく定められているため簡単ではありません。インフラに関わる責任ある業務を務めていくためには、幅広い知識を身に付けることが求められます。取得の難易度は高い資格ですが、給水装置工事主任技術者の資格を得ることができれば、水道工事の現場における要として、長期的に業界の最前線で活躍していけることでしょう。

給排水設備工事に「ANDES水匠」を活用してみませんか?

弊社が提供している「ANDES水匠」は、水道工事のサポートに特化した水道工事専用CADシステムです。給水装置工事に伴うさまざまな業務のうち、図面や申請書類の作成は給水装置工事主任技術者にとって大きな負担となりがちです。

そこでANDES水匠を導入していただければ、三次元環境での図面作成に対応していることから、数値の入力など簡易な操作のみで正確な平面図を作成することが可能となります。さらにその平面図からワンタッチで立面図を展開させることもできるため、事務作業に取られる時間を大幅に短縮することができるでしょう。また、水道工事における書類作成についても、数多くの入力をサポートする機能が搭載されており、自治体ごとに異なる申請の仕様も網羅されています。そのため、水道工事施工要領を確認する手間などもなくなり、業務効率を向上させることに繋がります。

ANDES水匠の導入をご検討いただける際には、ぜひ弊社へお気軽に資料をご請求ください。
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