ANDES水匠コラム
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水道工事の現場で活躍する排水設備工事責任技術者の合格率や仕事内容

水道工事の現場で活躍する排水設備工事責任技術者の合格率や仕事内容
水道工事の大きな特徴として挙げられるのが、現場において関連する各種資格が大きな役割を担っているという点です。資格取得が重要なウェイトを占めているという点は建設業界全体に共通する傾向ですが、水道工事は施工が行われる設備ごとに資格が分かれているという性質を持っています。給水装置に関する施工と排水設備に関する施工の現場において、責任技術者を務めていくための資格がそれぞれ分かれており、業務に応じて資格取得を目指していく必要があります。水道工事業界の最前線で活躍していくことを志すのであれば、これらの資格取得を積極的に目指していく必要があるでしょう。

そこで今回は水道工事業界に携わっている方へ向けて、排水設備工事責任技術者の資格に関する合格率や仕事内容を、詳しくご紹介いたします。

排水設備工事責任技術者とは

まず、排水設備工事責任技術者の資格について、その概要を見ていきましょう。排水設備とは下水道をはじめ、家庭などにおいて使い終えられた生活排水や汚水などを浄水施設まで運んでいくために設けられる設備の名称です。排水設備に関するルールは下水道法という法律の第10条において定められており、公共下水道を使用する際、その土地の所有者、使用者、占有者は排水設備を設置しなければなりません。

この排水設備は、社会の衛生を維持していくために欠かせない重要な設備であることから、設備の新設などの施工は自治体の首長に指定を受けた指定工事店でなければ行うことができません。この指定工事店には排水設備工事に関する専門的な技術・知識を修めた技術者が専属していなければならないと定められており、その基準となるのが排水設備工事責任技術者の資格です。排水設備工事責任技術者は営業所ごとの在籍が義務付けられており、排水設備に関するさまざまな施工を行うための重要な資格となっています。

排水設備工事責任技術者の仕事内容

排水設備工事責任技術者は、下水の処理に関わる一連の業務を行うために設けられる排水設備工事に関するさまざまな施工計画から、実際の施工、その後のメンテナンスまでを担います。現場における実際の施工よりも、現場での監督役を担当する業務となっており、マネージメント役を務めるための資格だと言えるでしょう。

例えば、排水設備工事は自治体によって厳重に管理されているため、水道工事施工要領に記されたルールに則り、工事の許可を得るための図面や申請書類などを提出しなければなりません。施工図面だけでなく道路占有に関する申請など、多岐にわたる業務を手広く手掛けることが求められます。

また、現場において監督役を務めていく上で、現場における工程管理、安全管理、品質管理、原価管理などを行っていくことも重要な役割となります。加えて施工を通じて他業者とのやりとりが発生する際には、その調整役も務めることになるため、排水設備工事の現場における要として活躍していくことになるでしょう。新設工事だけでなく、撤去工事やメンテナンスにおいても排水設備工事責任技術者は現場の監督役を務めていきます。

日本全国において、排水設備は経年による老朽化が問題視されており、それらの施工における活躍もまた社会を支える重要なものだと言えるでしょう。

排水設備工事責任技術者の試験内容と合格率

排水設備工事責任技術者を取得するための試験では、下水道法令及び「下水道排水設備指針と解説」の項目に関する問題が出題されます。また、地域性は排除されており、全国共通的な内容であることが特徴です。設問数は30問、択一式、穴埋め式、○×式の問題が混在しており、マークシート方式で回答していきます。満点は100点で、うち法令に関する問題が30点、技術に関する問題が70点を占めており、総得点70点以上かつ法令・技術それぞれの区分で50%以上の得点率をとることで、合格となります。最低でも法令15点、技術は35点以上を獲得しなければならないため、出題範囲を幅広くカバーした知識を身に付けておかなければなりません。

出題範囲を勉強しておくのに加えて過去問などをチェックしつつ、十分な対策を行った上で試験に臨むことを心がけましょう。合格率については全国の実施団体により差がありますが、基本的には30~50%の範囲に収まっています。

排水設備工事責任技術者を取得するメリット

排水設備工事責任技術者の資格を取得するメリットとしては、業界内におけるキャリアアップを目指していけるという点が挙げられます。給水装置工事と排水設備工事は重要な位置付けの施工となっており、その片方である排水設備の現場で責任者を務めることができれば、業界内の自身の価値を高めることができるでしょう。

他にも大きなメリットとして挙げられるのが、資格を取得することで現場の管理者側の業務を務めることができるという点です。管理業務の内容は幅広く、さまざまな仕事内容に対応していかなければならないという大変さはありますが、事務や管理業務が中心となることによって、肉体的な負担が少なくなります。そのため、排水設備工事責任技術者の資格を取ることができれば、年齢が上がって体力が衰えても、安定して長期的に水道工事業界の最前線で活躍していくことができるでしょう。

排水設備工事における事務作業を「ANDES水匠」で効率化!

水道工事専用CADシステム「ANDES水匠」は、水道工事に関するさまざまな事務作業をサポートすることを目的としているソフトです。CADにはさまざまな種類があり、無料配布されている汎用CADなども存在していますが、地中から地上にかけて立体的な施工が求められる水道工事には二次元CADは適しません。

比べて、ANDES水匠は平面図だけでなく立面図の作成にも対応した三次元CADとなっており、水道工事に伴うさまざまな図面を容易に作成することが可能です。従来の水道工事図面の作成は、給排水設備に関する専門的な技術と知識を持ったスタッフでなければ行うことができず、負担がかかってしまうケースが多く見られました。しかし、ANDES水匠を導入していただければ、数値やいくつかのデータを入力するだけで、正確な平面図を作成することができます。さらに、平面図からワンタッチで立面図を立ち上げることもできるため、図面作成の負担を大きく軽減してくれるでしょう。また、図面作成だけでなく各種申請書類の作成についても強力にサポートし、大幅な簡略化を行うことが可能です。

簡単に馴染める操作性であり、不明な点があれば万全のサポートも行わせていただきますので、関心をお持ちいただけた際にはぜひ資料をご請求ください。
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